昨日は、不思議なニュースがありました。

 

日本で絨毯を売ったお金100000ドルを3年前に旅行でトルコに持ち込んで、

トルコ人が作った口座に入金したら盗まれて、

帰るための旅費を作るために働かなければならず

そのため家を借りて働き始めたら同居人にすべてを盗まれて、

路上暮らしのところをホテルに助けられた、という内容です。

 

私たち日本人は人を疑いません。

なので、しばしば騙されます。

 

しかし、この話は不思議な点が多くあります。

日本で絨毯を売って100000ドル(日本円で1千万円以上です)を現金で出国した、

ということになります。

本来持ち出しは100万円以内ですが

それ以上の額は、申告して出国しないとなりません。

 

ある日本女性も、毎回帰国時に3千万円くらいを日本で集金して

子分のトルコ人たちに持たせて出国しているそうなので

申告しないでも可能なのかもしれません。

 

新聞の女性ですが、日本で絨毯を売った、というところで

トルコにだれか介在して

日本人相手に高額に売りさばいたのでしょうか。

 

そして、トルコに現金を持ち込んで

それを誰だか介在したトルコ人が知って

銀行口座が作ないのをよいことに

(本来作れるけれど、滞在許可の提出を言われて

滞在許可には銀行口座の提出が必要

という鶏か卵か問題がある)

 

俺の口座に入れたらいい

というので、他人の口座に入金してしまった!

 

そして盗まれた。

これは、ほとんど、無理です。取り返せません

贈与になるだけです。

 

今時 女性でも銀行口座を持つようになりましたが

20年くらい前は、日本でも夫の口座しかないという女性が結構いました。

 

ある日、夫が消えたらどうするんだろう。

ある日、夫が新たな女をつれてきて追い出されたらどうするんだろう。

そういうのを考えないのですよね。

そういう人は結構いたものです。

 

トルコも今でもお金を持っていない女性もいると思います。

6年前の女性従業員を雇用した時 彼らの銀行口座はありませんでした。

買い物は夫の仕事。家の中を掃除して料理をつくって子供を育てるだけ。

 

しかし、今時、それはありません。

 

さて、ニュースに戻りますが

 

その後ルームシェアをして暮らしていたようですが

同居人にすべてを盗まれて

ホームレスになって彷徨っていた。というのです。

 

ここもちょっと不思議です。

持ち逃げされたとして、家は借りているのでしょうから

そこにいればいい

 

と、なんだかスッキリしません。

これも他人名義だったのでしょうか。

 

ホテルの親切な方が、彼女を助けて保護したという話です。

 

 

 

ここで興味深いのが、日本とトルコの反応。

全てがということではないのですが

 

トルコ>可哀そう、なにか募金をしてあげようよ

日本>頭がおかしいんじゃない 同情できない

 

日本は同国人に冷たい???

 

トルコ人からは、カオリ、助けるプロジェクトをしないの?

と言われるのだけれど

 

片道航空券なんて、数万円で買えるので

帰れるはずなのです。

トルコで暮らさないとならない理由があるのかもしれません。

助けるとしたら、そっちの方でしょう。

 

日本人を騙す、トルコ人、日本人、それらを検挙する!そういうのとか。

 

 

大使館か領事館がなんとかすることでしょう。

とりあえず、大使館の出方を見ます。

 

 

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2021年3月28日 日本時間 夜8時 トルコ午後2時から

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