10月30日夜 私は仕事が終わって、トメルのクラスのワッツアップでのメッセージを見て

イズミルの大地震が起こったこと。

 

帰りの車でのニュースで、大きな地震がイズミルに起こったことが報道されていることをしりました。

家に帰ってベルガマの状況を確認して、友人たちが無事かどうかを確認しました。

 

翌日にはNHKや他の番組でも報道されていて、

日本ガレノス協会の相談役の古屋先生(駒澤大学の)や

名誉理事長の元日立メディコ社長の猪俣さん(日本医療機器工業会の会長)から連絡があって、

寝てる場合じゃないよ、すぐ義援金を集めなさい。こういうのはすぐやらないとダメだよ。

 

私は土曜日はクタクタで一日ダラ~っと寝ているのですが、あわてて飛び起きて寄付の準備を始めました。

 

本当にありがたいことに10日間のキャンペーンで53万円を集めることができました。

感謝しています。

 

それと同時に、寄付をどのようにするのかを考えなくてはなりません。

 

なぜなら、東日本大震災の時に海外から沢山の寄付がありましたが

これらは政府にお見舞金として入ってきます。

使途が自由なお金として、関係のないところに渡っていったようなのです。

 

寄付は、人々の善意なのに

使われていくところは「バカにしているの?」ということも起ります。

 

私はこういうのはやめたい。

なので、「顔と顔が見える方法で寄付を有効に使う」と決めました。

 

ベルガマのパパティアフェスティバルの仲間と相談をして、イズミルの被災現場に行ってもらうことにしました。

そして、今どのように被災者の援助がされているのかを確認しました。

 

救援物資倉庫の担当者に

今必要なものリストを作ってもらいました。

 

そして、義援金受付を終了して、ベルガマに送金をしました。

 

そして、ベルガマの副市長のセノルさんに会ってもらって

今回の義援金とその使い方を話してもらいました。

 

ベルガマで援助物資を購入することに、とても喜んで頂きました。

ベルガマの商店主を助けることにもつながるからです。

 

それがイズミルを助けることになるなら、二重に嬉しいことです。

 

そして、アイハン、サルペル、ウムルハン、スズカの四人が頑張って買い付けに行ってくれました。

日本の53万円は、ベルガマのように物価の安いところではかなりの大量な物資になります。

 

そして、男性たちには買えない女性の衣料品や下着類なども買うことが出来たようです。

スクスク写真を送ってねと言ったので、送ってきてくれます。

買ったものも倉庫に運ぶので大変だったようです。

 

問屋さんとの交渉

そして月曜の朝に、少し残ったお金で買い足して、トラックに載せて

一緒にイズミルに行くと言ってくれています。

(自分たちの仕事もこの間はストップですが、すべてボランティアでやってくれています)

 

領収書も全て取ってもらっています。

 

昨日は日本語の日本人の方へのお礼のメッセージと

トルコ語での報告をSNSに載せました。

 

イズミル震災義援金、ありがとうございました。
皆さまからのお金(532890円 40000リラ)は、一昨日トルコに送りました。
今週、イズミル県ベルガマ市の友人たちがボルノバの被災用テントに行き必要な物資リストを作りました。昨日ベルガマの協力者がこれらの物資を購入しました。ベルガマ市への寄付という形にいたしまして、これらは16日にベルガマ市からボルノバにある被災者への物資をコントロールする倉庫に運ばれて提供されます。
ベルガマ市長からは感謝状が発行されますので又掲載いたします。
また、被災者の皆に日本からの提供があったことを知らせるべくマスコミ対応をしております。取り急ぎご報告いたします。
ありがとうございました。
 

İzmir depreminden 10 gün Japonya'dan 40.000 TL topladık.
Deprem felaketinden sonra Japon arkadaşları bunlara bağış yaptı. Bu parayı Bergama'ya gönderdik ve Bergamalı dostlarımız Bergama mağazasında yardım malzemeleri aldı.
Bunları Bergama belediye bağışlayıp 16'sında İzmir'deki afet malzemeleri deposuna getireceğiz.
Lütfen birçok Japon arkadaşın İzmir ve Bergama'ya değer verdiğini bilin.
Bergama'daki arkadaşlarıma teşekkür ederim.

 

特にトルコ側へのお知らせは重要で、私たち日本人からの寄付があったことは知らせないと他には何も知らせる方法がないのです。

12時間で400人のいいねと、100件のコメント、39件のシェアを頂きました。

 

私や私の団体は規模が小さいのでこんな程度ですが、

頂いた貴重な義援金は 「顔と顔が見える、決して不正のない方法で行っている」ことを

皆さんに知って頂けたらと思います。

照れ

 

 

この調整をしている途中で、イスタンブルに住む一人の若者が「クラウドファンディング」をするという話を見ました。

イスタンブルの人はイズミルでの災害には対岸の火事のように感じているのかな、、、と思っていたので意外でした。

 

連絡を取ってみて、一緒にやりませんか?と提案して お手伝いします と大変丁寧にお返事を頂きました。

しかし、救援物資倉庫へ届けてしまえば、その後はやることもなくなってしまうので、、、、さてどうしたものかしらと思っていました。

 

自分でやりたいということでしたので、見守ることにいたしました。

 

パパティアフェスティバルの仲間の一番若いアブニ君によれば

彼は有名なユーチューバーですよ 2万人のフォロワーがいるんですよ とのことで

(イケメンチェリストのハウザーだって1.5万人)

 

私は、トルコの日本人ユーチューバーなんて怪しい (怪しいのもいるので)

災害を話題に使って有名になりたい?(2万人のフォロワーは月20万円の収入になるから)

なんてネガティブに考えていたのですが

 

彼がクラウドファンディングを始めたら、2日で50万円を集めたそうなのです。

さらに集めるために24日まで行うとのことです。

 

マルマラ地震の例を調べてみれば、冬に入ると暖房などの援助も必要になってきます。

イズミルは南ではありますが、冬は暖房が必要になります。

 

コンテナの仮設が建設されるらしいのですが、彼が得意のトルコ語を使って被災者に平等に支援が行くような方法を考えることでしょう。

 

彼も潤って、援助も上手くいって、、、、となれば、人助け貧乏なんてことはなくなって

それはそれで、新しい援助の方法になるのかもしれないと、考えを新たにしました。

 

というので、彼のクラウドファンディングもよろしくお願いいたします。

前途ある若者に幸あらんことを。

 

 

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 次回のオンライン・パパティアフェスティバルですが、「和太鼓」をやります。

イスタンブルの森脇さん(地震講演の)が現地の太鼓奏者の方々と説明、実演などをしていきます。

 

第29回 オンラインパパティアフェスティバル
2020年11月15日 日曜 夜9時 日本時間


「和太鼓」
森脇義則
ズームID: 999 186 0325
パスワード: papatya
無料 誰でも参加可能です
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/9991860325...

 

今年度の予定です。

 

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パパティアフェスが中止になっていますが、ズームを使って交流事業をしています。

毎週日曜 トルコ午後3時 日本午後9時

60分  

 

 

です。


お気軽に、ご参加ください。トルコは午後3時から、日本は午後9時から

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Zoomミーティングに参加する

https://us02web.zoom.us/j/9991860325…

ミーティングID: 999 186 0325

パスワード: papatya

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食品検疫通関しました。アダチャイ販売しています。

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解剖学・生理学も教えています。

 

ガレノスプロジェクト

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