ガレノスの翻訳本

アメリカの歴史学者スーザン・マターンの著作の翻訳本が澤井先生訳で出版されました。

ワクワクするような内容であっという間に読み終わりました。

マターンの元本のガレノス伝記は丁寧に書かれており、特に著作の中に見られるローマでの事が多く書かれています。

 

新説では216-217年に亡くなったという

 今までガレノスは200年ごろに亡くなったということになっています。10世紀にコンスタンティノポリスで書かれたスーダΣοῦδαという百科事典に記されている年です。

 スーダには70年生きていたということだったので2000年ごろに亡くなったということですが、教育を受けた17年の後、70年生きた、なので217年に再計算されたのだそうです。

 だとしたら、今年は没後1800年なのです。御祝いしなくては、、では?

 それにしても217年に亡くなったとしたら、129年生まれ説をとったら88歳。この時代の平均寿命は14歳(乳幼児死亡率が高いので)、15歳まで生き残ったとしても45歳くらいで亡くなっていたはずなのに、88歳まで生きていたなんて。

 

 だとしたら、それこそ地中海ダイエットの発明者として凄い!となると思います。

 

ガレノスの「食べ物の力について」De alimentis facultatibus に書かれている、小麦の薄焼きを熾火で作ってみました。

 

 

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