仕事が凄くはかどるし
本も結構読めるものです
リフレッシュ
リフレッシュ
学生から、
私が出るんです~!ってチラシを貰いました。
前橋ですけれど、ご興味がありましたらぜひご覧くださいませ。
ずいぶんと昔になりますが
20年以上も前ですが
子育て情報誌というのを作っていた時期があるのです。(当時は保育園が4時までしかやってなかったので、大学で勉強するのに情報が必要だったのです。子育て情報誌の草分けでした。)
その当時、ボランティア論などを講演されている女性がいらっしゃって
彼女に本を送って、お会いしに行ったら、
枝葉ばかりで、、中身が何もない!
何なんだこれは、とすっかり呆れられたのです。
情報誌ですから、、中身はあまりない、中立で公平で普遍的にと考えていたので、それはそういうものですから、、、と言い訳をしたのですが
誉めてもらえると思って伺ったら
なんてあろうことか
全く受け入れて貰えずに、、、とぼとぼと帰って来たという経験があります。
事実、、、、
ポスドクの頃も、
あなたには哲学がないから ね。
だから尊敬されない。
と、言われたこともあって、(言ったのは人間失格のような医者なんだけどね)
当時の私は子育て学会を開催したり、結構沢山の社会事業をしていたのですが。
尊敬はされなくていいのだけど
その、、、心の中心になるところ
そこがやっぱりないんだろうな 私には
数年前に友達になった女性と食事をした時に
教養というのは、お金持ちのものだから
人文学部 などの いわゆる文系で
無駄な時間とお金をかけないと教養を得ることは出来ないのよ
医学や薬学や工学というのは、単なる技術を学ぶだけのところで
人間性の成長になることは何も学べないでしょ
人を引っ張っていく人は文系出身でしょ
(たしかに、、ごもっとも)
これは、上記の2つのことに対する一つの答えでもありました。
私は本田宗一郎やジョブスに憧れていたのだけれど
その中に哲学はないのだろうか。
人々の幸福の為に必死で技術を学び治療をしたり教えたりという 理系人間よりも
いつも遊んでいる ちゃらちゃらした(ように見える)文系の人間の方が
その遊ぶというゆとりの為に
その教養が高く評価されるのか。。。。って
でも、そうなのかも。
今朝、ネットで目にした、フランスの大学入試問題
目からうろこでした。
文系の問題
テーマ1:あらゆる生物を尊重することは倫理的な義務であるか?
テーマ2:人は自らの過去の所産なのか?
テーマ3:以下のトクヴィル『アメリカのデモクラシー』の抜粋を説明せよ。
なるほど、、、
驚くのは理系問題
テーマ1:どんな芸術作品も何らかの意味を持つか?
テーマ2:政治は真実の要求を免れ得るか?
テーマ3:以下のキケロ『予言について』の抜粋を説明せよ。
え、これが理系ですか?
全く答えられないかも。
どんな解答を期待されているのかすらわからない。。
私、これでも一応 学術博士を持っているのだけど、さっぱりわかりません。
ただ言えることは、、フランスの大学教育の根底には哲学があるっていうことなんでしょうね。
日本の大学教育の根底には哲学はないから。
読み書きソロバンの延長でしかないから。
そういうことなんだ。
読み書きソロバンしかしてこなかったから。
哲学を学んでこなかった。
そこが、薄っぺらい 枝葉だ と言われる所以かも。
偶然の一致なのか、、、何なのか
私へ果たされた一生をもって考える課題です。
という訳で、哲学や語学、、、そんな事に最近ははまっているんです。
このところ
読んでいる本ですが
今頃、、、ですが
これは、スピリチュアル本の中の草分け的な存在。
結構文字数があるので、するする読めるという感じではないのですが
とはいえ、大事なことが書いてあります。
ただ、それが心の琴線に触れるかどうかは、その時の心の状態によると思うのです。
偶然の一致 に気がついたところから始まる、心の変革の過程を物語的に書かれたものです。
おそらく心理学でいうところの共時性なのでしょうけれど、
自分が納得して生きられるなら、精神世界的な手法でも、宗教でもよいと思うのです。
ジックリ読むと、、結構染み入ります。
長文を読んで下さって誠にありがとうございます。