余命6時間と言われた日 | Perfume&アイアンマン好きのブログ

Perfume&アイアンマン好きのブログ

Perfumeとアイアンマンが人生になってるハリーのブログです。

余命6時間と言われた日


8月、コロナに家族で感染してから約1ヶ月経過しました。

自分と同居している母親は普通に何事もなく療養でき普通に生活できています。

しかし、父親はコロナ感染→回復→後遺症で腎臓障害→腎臓から右脚にかけて壊死→余命6時間となってしまいました。


こんな時にブログ書いてる余裕あるのかと思われる方もいるかもしれないので簡単に説明しておきます。

現在、緊急搬送された病院ではコロナ対策として入院患者への面会ができません。

ただし、余裕の近い患者が入院した場合は家族代表1名が付き添いとして同じ病室で泊まり込みになります。

なので病室でアラーム音鳴り響く中で簡易ベッド生活になります。

ちなみに病院外への外出は通常診療時間内だけになるので一緒に入院してる感じです。


本題に戻ります。

まず、驚いたのが腎臓からの壊死がこんなにもスピードが早いと思いませんでした。

抗生剤も追い付かないスピードで見た目に分かる壊死が始まります。

これは糖尿病を持っているというのもあるのですがおしっこも茶色から紫色、そして黒まで変化します。

この変化が数時間で起きます。

手術で壊死した部分を取り除くというのは人体の構造的に難しくこのまま入院して痛みの緩和治療になりました。

もちろん転院して治療という選択肢も病院では動いてくれましたがコロナ中にここまで壊死が進んでる患者は受け入れ先が無く運ばれた病院のままになります。

医師から19時に告げられた余命は壊死の進行速度がこのままなら6時間です。

ただ今は壊死は進んでるが呼吸は安定している状態になり明日に突入はできるかなという感じ。

余命6時間って急に言われても何ができて何ができないのか考えても思いつかないですね。


コロナって普通に治ればインフルエンザみたいな感じです。しかし、中には後遺症に苦しんでる方や命を落とす方も多々います。

やはりコロナは軽く考えられる病気ではないと思います。

普通に療養を終える方が増えてきただけで自分の父親みたいに生死を考える時間も無いまま入院になる場合もあります。

長くなってしまいましたが翌朝に普通に「おはよう」と言えるのを願いながら自分も寝たいと思います。


※色々メッセージやLINEいただいてる方々へ

病院内電波が悪く既読スルー状態になってます。

読んだり見たりしてるので返信無いかもしれませんが今まで通り送っていただけるとありがたいです。