民主党政権下での皇室に対する不遜な発言が相次いでいる。亀井静香金融担当相は、27日午前のテレビ朝日番組で、24日に皇居で開かれた天皇陛下と閣僚との昼食会の際に「権力の象徴である江戸城(跡地)にお住まいになるのは立場上ふさわしくないのではないか。京都か広島にお住まいになってはどうかと、陛下に一方的に申し上げた」と述べた、との報道があった。陛下は、返答にお困りであったろう。
京都の人たちは、それこそ国事行為などの便宜上、一時的に東京にお住まいになっている、と考えており、そもそも都が東京であるとは認めていない。亀井大臣にいわれるまでもなく今でも京都のお方なのだ(笑)私も不遜な発言をするのならば、東京にお貸ししているに過ぎない。何故なのか?
京都の人たちは、それこそ国事行為などの便宜上、一時的に東京にお住まいになっている、と考えており、そもそも都が東京であるとは認めていない。亀井大臣にいわれるまでもなく今でも京都のお方なのだ(笑)私も不遜な発言をするのならば、東京にお貸ししているに過ぎない。何故なのか?
つまり、歴代の政権、たとえば、現在の民主党を中心とする政権下でも、首相や政権政党の幹事長による犯罪と言っても良い不祥事が続き、崩壊寸前となっている中でも「日本」という国家が国家としてまともに機能しているのは、天皇陛下という日本国民の象徴としての存在が「東京」にあり軽薄な政治家たちの行動からくる国家の崩壊を何とかくい止められておられるのである。
小沢幹事長の発言は論外であるとしても、それ以外にも、岡田外務大臣の軽率な政権交代に関わる何らかの発言を陛下に求めようとしたりしているのを棚に上げ、その政治利用になりかねない発言の責任を自分たちの政権内部に求めるのではなく、陛下のお住まいがその原因であるような発言をするとは…。小沢発言以上に唖然としてしまった。
東京におられ陛下のお心を鑑にして政治家としてのつとめを果たすべき人たちが、このように陛下のお心を無視し軽率極まりない発言をするようでは、ハルが先に書いた、民主党政権の終焉もいよいよ近いと見ねばならないでしょう。