さて、一夜経っても怒りが収まらない。ということで、久しぶりに「杉田謙一ブログ」を訪問してきました。不許可ですが、以下、本日の記事を転載します。
テロやクーデターというのは過激な謂いですが、あくまでも、天皇機関説問題、二二六事件の経緯を示しているものと考えています。
TVドラマ「坂の上の雲」は、このブログの記事でわかるとおり、「乃木司令部」の描き方が心配です。映画及びTV版の「二百三高地」は、いろいろ言われている割には良い出来であり、当初の大本営や満州総参謀本部の旅順軽視や時間的な制約からの肉弾攻撃(強襲)やむなしと言う判断、また、それに対して乃木司令部の強襲では落ちないと言う認識、強襲やむなしという考え方のもとでもギリギリまで砲弾到着を待つなど、愚将論、名将論それぞれの言い分をさりげなく反映させています。最低、この程度の表現にはして欲しいものです。
NHKのホームページあらすじ紹介欄に、乃木司令部が三日で落とすと豪語した…とかそれこそ『坂の上の雲』原作にもないような言葉が出てきます。『坂の上の雲』と言う原作は、事実関係はかなり正確に書かれていますが、それにかぶさる著者の見解が無能論に立脚しているため、訳がわからなくなってしまっているだけです。あるところでは要塞は砲弾で落とせるといった司令部の無知を嗤い、あるところでは砲撃を軽視していると書き気が狂いそうです(笑)
ところで、今回のTVドラマの中で、メッケル少佐が、陸軍大学校の一期生に対して「一個大隊が二列縦隊で攻め込む、その長さは?」と、生徒の藤井茂太(最終階級:陸軍中将)に聞くが答えられず、メッケルに、「遅い、遅すぎる。その間に敵の一斉射撃を受けて、藤井隊、全滅!」
次の長岡外史(最終階級:陸軍中将)も焦りまくって答えられず、「長岡隊、全滅!」
と怒鳴られます。ようやく次の、秋山好古(最終階級:陸軍大将)で答えられるわけですが、まさしく、現在の鳩山政権は、
テロやクーデターというのは過激な謂いですが、あくまでも、天皇機関説問題、二二六事件の経緯を示しているものと考えています。
TVドラマ「坂の上の雲」は、このブログの記事でわかるとおり、「乃木司令部」の描き方が心配です。映画及びTV版の「二百三高地」は、いろいろ言われている割には良い出来であり、当初の大本営や満州総参謀本部の旅順軽視や時間的な制約からの肉弾攻撃(強襲)やむなしと言う判断、また、それに対して乃木司令部の強襲では落ちないと言う認識、強襲やむなしという考え方のもとでもギリギリまで砲弾到着を待つなど、愚将論、名将論それぞれの言い分をさりげなく反映させています。最低、この程度の表現にはして欲しいものです。
NHKのホームページあらすじ紹介欄に、乃木司令部が三日で落とすと豪語した…とかそれこそ『坂の上の雲』原作にもないような言葉が出てきます。『坂の上の雲』と言う原作は、事実関係はかなり正確に書かれていますが、それにかぶさる著者の見解が無能論に立脚しているため、訳がわからなくなってしまっているだけです。あるところでは要塞は砲弾で落とせるといった司令部の無知を嗤い、あるところでは砲撃を軽視していると書き気が狂いそうです(笑)
ところで、今回のTVドラマの中で、メッケル少佐が、陸軍大学校の一期生に対して「一個大隊が二列縦隊で攻め込む、その長さは?」と、生徒の藤井茂太(最終階級:陸軍中将)に聞くが答えられず、メッケルに、「遅い、遅すぎる。その間に敵の一斉射撃を受けて、藤井隊、全滅!」
次の長岡外史(最終階級:陸軍中将)も焦りまくって答えられず、「長岡隊、全滅!」
と怒鳴られます。ようやく次の、秋山好古(最終階級:陸軍大将)で答えられるわけですが、まさしく、現在の鳩山政権は、
遅い、遅すぎる、鳩山隊全滅!
ずさん、ずさんすぎる、鳩山隊全滅!
ずさん、ずさんすぎる、鳩山隊全滅!
と言ったところでしょうか? ちなみにこの一期生、特に井口、長岡に乃木第三軍は振り回されることになります。
国家再建は政権交代しかない
天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題について、私のほうにも多くの意見が寄せられる。過激な意見が実に多い。小沢一郎幹事長に対しては国民や天皇を恫喝するファッショそのもの。何とかしてほしいと。一市民に何ができるか知っている方がそれでも何とかと。陛下について、ご皇室についての民主からの批判があまりにひどいためであろう。ただでさえ陛下のご即位20年の日を祝日にしなかった小沢幹事長に対し疑義を持つ国民が、とんでもない政権与党と認識しだしたのであろう。あわせて脱税額が億を越える総理に検察が動かないことに対して苛立ちの声も多い。
おそらく年内か、新年早々、総理は辞任せざるを得ないのではないか。天皇のご存在は国家の安泰の保障。政権奪取の争いを超えたところにご皇室の存在はある。
古くは薩長と幕府の戦いにおいてさえ尊王は両者に共通な意識。その濃淡は学者や組織において違いはあれど。
小沢幹事長はついに天皇存在を単なる機関としてみていることを表明してしまったのだ。一小役人が政府にたてつくなら腹をきってから言え。天皇は内閣の助言と承認により行動が決まるなどという。
「象徴に過ぎない論」と「象徴であらせられる論」との対峙でもある。
羽毛田信吾・宮内庁長官を批判して「内閣の一部局の一役人が内閣の方針についてどうこう言うなら、辞表を提出してから言うべきだ」との発言や、政権利権にありつこうとする政治家の小沢擁護発言に対し、象徴であらせられる論からの反発は実に多いし、また過激な意見が多いと聞くし私に聞こえる話もそうである。小沢はもう許せないと。かつてはテロやクーデターにまで発展する事態になったテーマ。
皇室と外交について「どんな小国の元首でもどんな遠国の元首でも、平等に会見される事に意味があるのです」と皇室の気高きあり方を守るべきと考える国民のほうが圧倒的に多い中での小沢のごり押し。国民は国家危殆の予兆を感じたのであろう。内閣不支持率が一気に上がっているという。
ご皇室に対して宮内庁長官を更迭せよとまで政治的圧力をかける政権が長続きするとは思えない。ここにアメリカの反発が加わり、打つ手を用意していないとしたら、鳩山内閣は一気に終焉を迎えるであろう。時期は年明け早々かと週刊誌は書きたて始めた。
哀れな反天皇政権の烙印を押される前に自らおやめになられるのが賢明であろうとお勧めしたい。
Last updated 2009.12.16 11:46:01
天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題について、私のほうにも多くの意見が寄せられる。過激な意見が実に多い。小沢一郎幹事長に対しては国民や天皇を恫喝するファッショそのもの。何とかしてほしいと。一市民に何ができるか知っている方がそれでも何とかと。陛下について、ご皇室についての民主からの批判があまりにひどいためであろう。ただでさえ陛下のご即位20年の日を祝日にしなかった小沢幹事長に対し疑義を持つ国民が、とんでもない政権与党と認識しだしたのであろう。あわせて脱税額が億を越える総理に検察が動かないことに対して苛立ちの声も多い。
おそらく年内か、新年早々、総理は辞任せざるを得ないのではないか。天皇のご存在は国家の安泰の保障。政権奪取の争いを超えたところにご皇室の存在はある。
古くは薩長と幕府の戦いにおいてさえ尊王は両者に共通な意識。その濃淡は学者や組織において違いはあれど。
小沢幹事長はついに天皇存在を単なる機関としてみていることを表明してしまったのだ。一小役人が政府にたてつくなら腹をきってから言え。天皇は内閣の助言と承認により行動が決まるなどという。
「象徴に過ぎない論」と「象徴であらせられる論」との対峙でもある。
羽毛田信吾・宮内庁長官を批判して「内閣の一部局の一役人が内閣の方針についてどうこう言うなら、辞表を提出してから言うべきだ」との発言や、政権利権にありつこうとする政治家の小沢擁護発言に対し、象徴であらせられる論からの反発は実に多いし、また過激な意見が多いと聞くし私に聞こえる話もそうである。小沢はもう許せないと。かつてはテロやクーデターにまで発展する事態になったテーマ。
皇室と外交について「どんな小国の元首でもどんな遠国の元首でも、平等に会見される事に意味があるのです」と皇室の気高きあり方を守るべきと考える国民のほうが圧倒的に多い中での小沢のごり押し。国民は国家危殆の予兆を感じたのであろう。内閣不支持率が一気に上がっているという。
ご皇室に対して宮内庁長官を更迭せよとまで政治的圧力をかける政権が長続きするとは思えない。ここにアメリカの反発が加わり、打つ手を用意していないとしたら、鳩山内閣は一気に終焉を迎えるであろう。時期は年明け早々かと週刊誌は書きたて始めた。
哀れな反天皇政権の烙印を押される前に自らおやめになられるのが賢明であろうとお勧めしたい。
Last updated 2009.12.16 11:46:01