という記事が、読売新聞に掲載されていました。
私は、松本清張を敬愛するもので、主義主張としては、書庫「草莽の記」を作っているくらいですから、かなり異なります。これを見た清張先生は卒倒されるでしょう(笑) しかし、かつて中学生くらいの頃、本格的に読書の喜びを与えてくれた作家は、三島由紀夫でも夏目漱石でも川端康成でも谷崎潤一郎でもなく、松本清張でした。当時刊行がされていた松本清張全集が欲しくて欲しくてたまらずに、親に「一生のお願い」の最初の事例を刻んだのものです。
ちなみに、二番目の一生のお願いは、三島由紀夫全集…。小学校を卒業する際には、変速ギア付の「自転車」(ケッタマシン、といいます)を欲しがるのが当時のトレンドでしたが、私はそういったものは家の経済事情を考慮して、遠慮できたのですが、当時から書籍関係は我慢ができない性格だったようです。
ちなみに、二番目の一生のお願いは、三島由紀夫全集…。小学校を卒業する際には、変速ギア付の「自転車」(ケッタマシン、といいます)を欲しがるのが当時のトレンドでしたが、私はそういったものは家の経済事情を考慮して、遠慮できたのですが、当時から書籍関係は我慢ができない性格だったようです。
写真は、先日オークションで入手した『黒の回廊』献呈署名入りです。この本は、松本清張全集の月報に連載され、完結後に購読者に贈られたものだったと記憶しています。応募の仕方はどうであったかまでは覚えていません。