偏向報道ということで、4月3日の記事として書いた内容を、このたびNHKの偏向報道で追記ししばらく掲載していたものの、放送前の日付の記事でこのたびの報道の内容を記載するのもいわば過去記事の捏造めいているので(笑)、先の記事を公開停止し本日の記事として改めて記載いたします。
中日新聞の「南京大虐殺」報道をはじめとして、マスコミによる報道には十分に注意をし監視する必要がある。内容詳細は思い出せないが、三島由紀夫の新発見資料!として新聞紙上に報道されていた内容が、一般の三島ファンにとっては周知の事実であったり、これまでの身近に事実を知りうる内容についての報道内容が正確であったためしがありません。いつの頃からか、新聞・TVに報道される内容はよほど注意してかからねばならない、ということを学んでいます。
そうこうするうちに、昨日「草莽の記」に掲載された抗議文でもわかりますように、NHKにより「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回として「アジアの一等国」が2009年4月5日に放送されました。この放送は、各方面で大反響を呼んでおり今後の対応次第では国際問題にもなりかねない火種を含んでおります。
マスコミ対する不満を持つのは、私もその一人ですが、いまのところ、このような報道または記事に対する対抗手段は、ネット上あるいは電話での批判・抗議をするしか手段がありません。クレーマーとしか相手は認識せず、抗議の電話に関しては文書によるものにして欲しい、とか一種の回答を期待させるがごときクレーマー対策を実施しているようです。
そうこうするうちに、昨日「草莽の記」に掲載された抗議文でもわかりますように、NHKにより「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回として「アジアの一等国」が2009年4月5日に放送されました。この放送は、各方面で大反響を呼んでおり今後の対応次第では国際問題にもなりかねない火種を含んでおります。
マスコミ対する不満を持つのは、私もその一人ですが、いまのところ、このような報道または記事に対する対抗手段は、ネット上あるいは電話での批判・抗議をするしか手段がありません。クレーマーとしか相手は認識せず、抗議の電話に関しては文書によるものにして欲しい、とか一種の回答を期待させるがごときクレーマー対策を実施しているようです。
1、相手の話をそれなりに丁寧に聞き、時には抗議者の意見に同調してみたりもする。それにより相手の気持ちを鎮める。
2、オペレータは、抗議者の意見に理解を示す(示したふりをする)が、会社としてはそうでない旨をなんとなく抗議者へ伝える。
3、そのため、相手の言い分をしっかりと把握し会社に伝達をしたいという理由で、文書での提出を要求し、ある程度の誠意を感じさせる。
(一般企業では抗議文を出されるのは避けたい部分ではあるのだけれども、このような視聴者からの苦情に関しては、積極的にこの方法を採用しいわばガス抜きをしているのでしょう。クレーム先が、それなりに名の通った報道機関なので、相手も文書にすればそれなりの礼節をわきまえ落ち着いた筆致になる。また、回答を得られる、場合によっては当該の報道機関に影響を与えることができる可能性がある、という一時的な満足感も得られる)
(…が、抗議者全てに対してマニュアルに従って対応しているのみで、別に抗議者の意見に感心したり上層部に伝えねばとか、使命感があって言っているのではない。抗議あるいはクレームを受けているスタッフはルーチンワークをこなしているだけ)
2、オペレータは、抗議者の意見に理解を示す(示したふりをする)が、会社としてはそうでない旨をなんとなく抗議者へ伝える。
3、そのため、相手の言い分をしっかりと把握し会社に伝達をしたいという理由で、文書での提出を要求し、ある程度の誠意を感じさせる。
(一般企業では抗議文を出されるのは避けたい部分ではあるのだけれども、このような視聴者からの苦情に関しては、積極的にこの方法を採用しいわばガス抜きをしているのでしょう。クレーム先が、それなりに名の通った報道機関なので、相手も文書にすればそれなりの礼節をわきまえ落ち着いた筆致になる。また、回答を得られる、場合によっては当該の報道機関に影響を与えることができる可能性がある、という一時的な満足感も得られる)
(…が、抗議者全てに対してマニュアルに従って対応しているのみで、別に抗議者の意見に感心したり上層部に伝えねばとか、使命感があって言っているのではない。抗議あるいはクレームを受けているスタッフはルーチンワークをこなしているだけ)
…というところでしょうか。
マニュアルに従った対応なので、実際に誠意というものはないでしょう。そういった対応をするつもりならば、そもそもこのような番組は制作しない。それなりの体制を持つ企業であればこの程度の視聴者の対応は読めるでしょうしある程度、私たちのような反応も想定内ではあることでしょう。
一般読者もしくは視聴者には出所がわからない写真を、たとえば「戦場の死体写真」を「南京大虐殺の証拠写真」に結び付けてみせたり、ある個人の発言の一部のみを恣意的に切り取って全容がわからない状態にした上で、一部の発言を強調することでその人物の主張を非難したり、1910年にロンドンで開催された日英博覧会に、台湾南部高士村からパイワン族を出席させその暮らしぶりを見せたのを、一部英国新聞の記事に使用された「人間動物園」という言葉を無批判に取り上げて当時の日本を断罪する手法…そうであるのならば、相撲の興行や、日本本土の農民の暮らしぶりの紹介、芸妓舞妓の紹介、全て「人間動物園」なのでしょうか?…そのような情報に触れた読者・視聴者はどう思うのでしょうか?
日本人が伝統的に弱い「外国人」から見た主張であれば公正で正しいであろうという、海外の記事であれば海外も含めて一般に通用する主張であろう、という典型的な侮蔑手法…すなわち、報道する側が神のごとき一種の高みにたち、「過去の日本」を断罪するために、さらにそれよりも弱い立場の「過去の日本が虐げたとする」人たちを意図的にさらに傷つけ悲しませるという非人道的手法の典型がこの報道番組でしょう。報道倫理的にも許されることではないでしょう。
一般読者もしくは視聴者には出所がわからない写真を、たとえば「戦場の死体写真」を「南京大虐殺の証拠写真」に結び付けてみせたり、ある個人の発言の一部のみを恣意的に切り取って全容がわからない状態にした上で、一部の発言を強調することでその人物の主張を非難したり、1910年にロンドンで開催された日英博覧会に、台湾南部高士村からパイワン族を出席させその暮らしぶりを見せたのを、一部英国新聞の記事に使用された「人間動物園」という言葉を無批判に取り上げて当時の日本を断罪する手法…そうであるのならば、相撲の興行や、日本本土の農民の暮らしぶりの紹介、芸妓舞妓の紹介、全て「人間動物園」なのでしょうか?…そのような情報に触れた読者・視聴者はどう思うのでしょうか?
日本人が伝統的に弱い「外国人」から見た主張であれば公正で正しいであろうという、海外の記事であれば海外も含めて一般に通用する主張であろう、という典型的な侮蔑手法…すなわち、報道する側が神のごとき一種の高みにたち、「過去の日本」を断罪するために、さらにそれよりも弱い立場の「過去の日本が虐げたとする」人たちを意図的にさらに傷つけ悲しませるという非人道的手法の典型がこの報道番組でしょう。報道倫理的にも許されることではないでしょう。
しかし、そういう観点での報道がされる意図はどこにあるのでしょう? かつての日本を蔑み蔑むのにネタがつきたので新たな視点で「発見」したとする、報道機関内での成果発表の場なのでしょうか? 一会社の経費削減の発表会とほとんど同じレベルで考えているとしか思えません。逆に、私は左翼は左翼で尊敬もしていてしっかりとした思想に基づく報道ならば理解もできるが、無用に、その報道された原住民の子孫を悲しませたり傷つけたりしているようにしか思えません。あるおもちゃに飽きたから別のおもちゃを探したという自己満足でしょうか? どうにも慎重さが感じられず軽薄すぎる。それとも一報道機関でこぞって、たとえば日本・台湾との関係を悪化させようと意図しているのでしょうか。
我々ネット上のいわばメディアを利用した、いわば復古イデオロギーに染まり、以前からの誤った情報に毒されていると評価される人々の反応-をみて楽しんでいるのか? そうであるのであれば、こちらも手を抜くことなくネット上での抗議を続けていくしかありません。