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千年の姫小松(京都・大原の紅葉)


12月4日更新

写真は、大原(三千院、寂光院)の紅葉(12月1日)。好きなときに行ける京都在住のものの特権でしょうか。

一枚目・四枚目が三千院。

二枚目の写真は、寂光院本堂前の庭園です。以下、寂光院ホームページの文章を引用します。

「(この庭園は、以前は)平家物語当時のままで、心字池、千年の姫小松、苔むした石、汀の桜などがある。この姫小松は、平家物語灌頂巻の大原御幸に『池のうきくさ 浪にただよい 錦をさらすかとあやまたる 中嶋の松にかかれる藤なみの うら紫にさける色』の松として伝わるもので、文治二年(一一八六)の春、翠黛山(本堂正面に対座する山)から、花を摘み帰った建禮門院が、後白河法皇と対面するところに登場する」

というものでした。しかしながら、ご存知のように、寂光院は、平成12年5月9日の火災で本堂が焼失、この由緒ある名木もこのときの火災で傷みがひどくなり、ついに平成16年枯死いたしました。

三枚目がその枯死した「千年の姫小松」です。無残な…。心が痛みます。