イメージ 1

菊池英也『愛人』文芸社


菊池先生の第二作『愛人』(2003年文芸社刊)を読了しました。『眠りの恋人あるいは妻』『月子』はそれなりの時間がかかってしまいましたが、本作品は昨日10日の東京出張移動時間で一気読みいたしました。この本、どのくらい売れているのか存じ上げませんが、今、私が入手した時点で初版でした。とても信じられません。販促に問題あるのかな?

いろんな意味でとても官能的で切ない物語です。これほど壮絶ではありませんが、自分周囲の状況と重なるようなところもあり辛くもありました。

ところで、この本、軽装版ですが、是非とも上製本で新装版としてもらえませんか…(笑)