村上春樹はほとんど読んでいません。そのなかでも、翻訳ものは、これまで一冊も読んでいないという、村上春樹のファンでもなんでもないハルなのですが、『ロング・グッドバイ(長いお別れ)』の翻訳が出ると聞いて、これは読まなければ…と思い、発売日を楽しみにしていました。
で、ようやく、本日8日入手!
家の近くに、23時まで開いている大きな本屋さんがあって、毎日閉店少し前に何気なくのぞいています。この本の場合は、昨日7日には無かったので、8日にはじめて店に並んだのでしょう。
間違いなく本日から店に出ているにもかかわらず、本の奥付を見て(癖です)、びっくり。
2007年3月10日初版発行
2007年3月11日再版発行
2007年3月11日再版発行
とあるではありませんか! すでに再版が印刷されて並んでいる…発行日前なのに…(笑) それも印刷日表示なし…??? かなりの冊数の『ロング・グッドバイ』が平済みされていましたので、その中の十冊程度をチェック。が、全てが再版。でも、こういう本も面白いな、と思いなるべく綺麗なのを購入(癖です)。
…ところが…帰ってこのことをブログに書こうと開いてみたら、なんと「初版」(写真参照)でした。どういうことなんでしょう?(笑)まあ、幸運ではあったわけですが…。よく噂されているようにベストセラー作家の場合、初版(初刷)も再版(再刷)も同時に印刷されている…というのは事実なんでしょうね。要するにロットが違うだけ。『ロング・グッドバイ』の場合も、この3月5日に印刷されたに違いないのでしょう。
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冒頭、「ロールズロイス」って出てきますが、「ロールスロイス」のことですよね。英語の発音に正確に書くとこうなるのでしょうが、何か最初からごつごつと引っ掛かっています(笑)