




久しぶりの三島由紀夫本です。本書は、三島由紀夫自決の翌年、昭和46年に牧羊社から刊行されました。自筆署名入りの限定本としては最後のものです。もちろん、署名は自決前に揮毫されたものです。
牧羊社刊。限定360部=雪の巻、月の巻、花の巻、各限定120部 著者墨筆署名(二枚目写真参照)・番号入。
造本は、和装袋綴(表紙裂:江戸小紋四ツ目菱、本文用紙:福井特漉白麻紙一号袋綴)で、「築地絵図」貼付帙付(一枚目写真)、さらに三島家(平岡家)家紋入袱紗(一越縮緬)に収められています。(三枚目写真) 夫婦凾段ボール外凾付(四枚目、五枚目写真)
造本は、和装袋綴(表紙裂:江戸小紋四ツ目菱、本文用紙:福井特漉白麻紙一号袋綴)で、「築地絵図」貼付帙付(一枚目写真)、さらに三島家(平岡家)家紋入袱紗(一越縮緬)に収められています。(三枚目写真) 夫婦凾段ボール外凾付(四枚目、五枚目写真)
昭和46年1月7日発行。直木久蓉造本。
なお、写真全て「雪の巻」のものです。雪月花それぞれ袱紗の色などが異なっている他、基本的には同一です。