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テオフィル・ゴーチェ『ミイラ物語』限定局紙使用本


またまた間が空いてしまいましたが、古書の記事です。

今日(というかすでに日付がかわってしまい昨日…)のことになりますが、岩波文庫の新刊で『モーパン嬢(上)』というのが出ており、そのとき、ふと、ハルもゴーチェの本を一冊持っていたことに思い至ったのでした。

まだ、梅田に阪急古書の街に「臨川書店」があった頃、amaiさんはご存知なんですが南森町の某古書店のご主人にはじめてお会いしたのが、この書店でした。私はまだ社会人になりたての頃で、お金もなかったのですが、この書店で「澁澤龍彦自筆原稿(8枚もの)」を購入した、そのことを南森町のご主人が覚えていてくださったのですね。それにしても歳月の経過は早いものですね。

写真の本も、その頃の臨川書店で購入したものだったと思います。

テオフィル・ゴーチェ『ミイラ物語』

A.リュノワのオリジナル挿絵をL.ボワソンがビュランで彫り上げたエッチング42葉を本文中に、それらの本刷り前の同一版画を別紙に収めたものです。限定250部中、局紙あるいはヴェラム紙使用の69部限定のうち、本書は局紙使用の一冊です。1901年刊行。彩色絵入り表紙、ブロッシェ装。サイズ18cm×26cm。