このところ、出張中は、たいてい鼾をかきながら、また、涎を流しながら寝ているのが常ですが(迷惑ですよね…)今回は、久しぶりにまとまった読書をしました。…といっても二冊ですが、私としては上出来の部類です。二冊ともミステリで、『第三の時効』が警察小説(短編集。実は、この作品のほとんどがTVドラマ化されているのでストーリはよく知っています。現在、サスペンスドラマ化して面白いのは、松本清張と横山秀夫である、と思っています)、『ミステリアス学園』が趣向を凝らした本格ミステリ(連作長編。同時に、本格ミステリとは何かという解説書でもある…)です。特に『第三の時効』は素晴らしい。