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「恋もしはりましたやろに…」赤江瀑『玉の緒よ』「問題小説」2月号


本日(2月6日)購入の徳間書店刊行の雑誌「問題小説」です。ちょっと柔らかい写真になってしまいました。いつも、硬い記事ばかり載せていますが、別に宗旨替えをしたわけではありません。

「問題小説」といえば、昔から赤江瀑さんが作品を発表する舞台となっている雑誌です。本日久々に新作『玉の緒よ』が掲載されていましたので、購入をしてしまいました。

副題に 幻想小説”逢魔が時”とあります。画・岡田嘉夫。京都を舞台にした幻想小説で一読しました。最近の赤江さんは、ストーリーに囚われない幻想の度合いがさらに高くなって、ほとんど私にとっては理解不能の境地になっているような気がします。もちろん、特に読みにくい文章ではなく、身震いするような思いもさせてくれるのですが…。

ただ、かつての氏の小説のように、読むのに体力を要するものではなくなっています。

ちなみに、表紙は二宮歩美さんとのことです。