イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

三島由紀夫『鹿鳴館』昭和三十二年初版 著者献呈署名


三島由紀夫の戯曲で、繰り返し舞台・映画化されているものと言えば、『サド公爵夫人』、美輪明宏さん主演で有名な『黒蜥蜴』とありますが、やはり、この『鹿鳴館』が群を抜いているのではないでしょうか? この戯曲は、文学座創立20周年記念公演のために書かれたもので、昭和三十一年十一月二十七日~十二月九日、第一生命ホールにて初演されました。演出・松浦竹夫、朝子(影山伯爵夫人)・杉村春子。

私は最近まで知らなかったのですが、来年早々劇団四季による上演が予定されているようです。この初演を実際に目にしていたであろう劇団四季代表・浅利慶太による演出です。三島由紀夫とは親友とも書かれていますが、そうだったのでしょうか(笑)


ちなみに、初版は、初演された翌年、昭和三十二年の刊行です。

写真紹介


 一枚目 書籍外観。カバー・帯、そして、いわゆる「元パラ」付き。 
 二枚目 署名部分。(ペン字) 親しい友人宛に献呈したもの。 
 三枚目 カバー袖部分。初演の舞台写真が掲載されています。