(Ⅰ)にも書きましたように、
(2) Imperial Quarto(四つ折) edition, measuring 10 7/8 x 15 1/4 in., with fully lettered prints from the larger set of plates
のプレートが使用されている例として、MILTON, John. The Poetical Works of John Milton. With a life of the author, by William Hayley. London Printed by W. Bulmer and Co. Shakspeare Printing Office, for John and Josiah Boydell. 1794-1797
の外観写真を掲載します。これは、18世紀末に数年かけて刊行された書籍ですが、このなかの"Paradise Lost"『失楽園』の部分にマーティンの24葉のメゾチントが1824年以降に追加挿入され製本し直されています。
なお、四つ折という言葉を使っていますが、正確には「帝王(インペリアル)原紙」を使用していて元々の原紙のサイズが最大級のため、記載されている実寸からでもわかるように、四つ折にした場合でも通常のフォリオサイズ(…といっても一般には比較のしようがないかもしれませんが)以上のサイズです。
なお、四つ折という言葉を使っていますが、正確には「帝王(インペリアル)原紙」を使用していて元々の原紙のサイズが最大級のため、記載されている実寸からでもわかるように、四つ折にした場合でも通常のフォリオサイズ(…といっても一般には比較のしようがないかもしれませんが)以上のサイズです。
この本のサイズは横32.5センチ×縦42.5センチ(16 3/4インチ)です。