
特にコメントするまでもない、三島由紀夫の名作『潮騒』。昭和29年新潮社刊。
著者のペン署名入りです。
著者のペン署名入りです。
三島由紀夫が自刃したのは私が中学一年のときです。担任教師が血相を変えて教室に飛び込んできて「今、三島由紀夫が…」という情報をつたえてくれました。私は、『潮騒』を書いた作家か、と思ったのを覚えています。それまでに三島作品は少なくとも『潮騒』は読んでいたんですね。
何が言いたいかというと、つまり、オリジナルの作品としては、松本清張『分離の時間』より前に『潮騒』を読んでいた可能性も高いかもしれない、ということだけです(汗)
それで、唐突に『潮騒』の写真を載せました。
例の「火を飛び越す」シーンをどきどきしながら-多分図書館だと思うのですが-読んだ記憶があります。「松葉が痛うて」というせりふ、子供心にも官能的だと思っていたのでしょう。
思春期だからでしょうか、そういう場面だけが心に残るものです。しばらく後で読んだ『金閣寺』では、「茶の中に白い乳がほとばしる」場面ですね。衝撃的でした(笑)
思春期だからでしょうか、そういう場面だけが心に残るものです。しばらく後で読んだ『金閣寺』では、「茶の中に白い乳がほとばしる」場面ですね。衝撃的でした(笑)
子供に名作を読ませても良いが、こういう作品は余計なことばかり覚えているだけですよね。