夏期休暇が終ったと思ったら、すぐに出張が入りました。今はホテルから書き込んでいます。特に書籍の写真の持ち合わせがないので、本日も何もありません。これで二日続けて書籍の紹介なしということです。一日一冊はなかなか困難ですね。
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新幹線の中で読み始めた、吉田直『トリニティ・ブラッド』(角川スニーカー文庫)という小説に、夢中になっています。詳しくは改めて紹介したいと思っていますが、この小説は、「リボーン・オン・ザ・マルス」と、「レイジ・アゲインスト・ザ・ムーンズ」という二つのシリーズがあります。私の読んでいるのはそのうちの「リボーン・オン・ザ・マルス」全5巻のうち、3巻目に入っています。これも終りそう。この3冊しか買わなかったので、どこかで残りの巻を探さなくては…(笑)
舞台はアルマゲドンで文明の滅んだ遠未来、僅かに残った世界(現代で言うヨーロッパエリア)で繰り広げられる「人類」(短生種)と「吸血鬼」(長生種=メトセラ)との抗争を描く小説ということなんですが、単純な対立ではなく複雑に入り組んだ物語世界になっています。