メキシコで働く日本人同士が婚姻届けを出す場合 | 映えにこだわらない

メキシコで働く日本人同士が婚姻届けを出す場合

国際結婚や配偶者の帯同で就労を目的としていない方のビザ手続きはいろいろな方のブログで情報が出てきますが、意外と少ないのが海外で日本人同士が結婚するとき、それも両方が働いている場合の情報。現地採用でも駐在でも起業家でもいいんですが両方とも働いている場合です。 私も困りました、これまでの経験から手探りで1年くらいかけて手続きしました。

 

その経験を書こう、書こうと思いつつだいぶ経過して日本に帰国してしまいました。

いまなら時間があるので思い出しながら書いていきます。

 

注意:手続きは2017年に結婚した当時の日本とメキシコの法令にそって手続きしました。この情報は参考までにとどめて、法律事務所や役所に問い合わせください。

婚姻届を出す手続きをこれから書いていきます。
 
いきなり脱線しますが、
これからどちらかがメキシコで就業するならば渡航前の日本で入籍、その後ビザ手続きした方が楽です
 
どちらかが仕事をしない場合は帯同ビザ(就労は許可されていない)になります。多くの駐在妻(夫)の方がこのビザなんじゃないかな? 帯同ビザはメキシコ進出中の多くの日系企業そして連携している弁護士、法律事務所も多く手続きをしているので基本お任せしちゃって大丈夫だと思います。手続きが遅いと感じたらフォローしましょう!遅いの感覚は人それぞれですが、私は何らかの書類を提出して、受取確認が取れてからその後2週間以上連絡がない場合は「おかしいな?」と感じて担当者に連絡を入れていました。
 
私がこれから書くのはメキシコで働いていた日本人2人がで会って入籍する。そして結婚後も2人とも仕事を続ける場合に絞って書きます。
※帯同、国際結婚予定の方はほかの方のブログを検索ください。 
 
日本人同士の入籍方法は3つあります
 
1.日本に一時帰国して手続き (私たちはコレ)
 
2.日本の方式で領事館で手続き (双方の戸籍全部(謄本)事項証明書、または個人(抄本)事項証明書などを日本から取りよせる必要あり)
 
3.メキシコの方式で結婚手続きboda civil  (メキシコ方式で入籍しても日本の戸籍には反映されないので、正しくはメキシコ方式で手続き後、最寄の領事館または大使館で手続きが必要になります)
 
結論
日本人同士ならオススメはお金と時間がかかりますが、二人で帰国してどちらかの本籍地またはどちらかの家族が住む市町村で入籍が後々便利です。
 
メリット
必要書類は日本の役所が定めるとおり ※必要書類はここでは省きます
 
家族や親しい人への顔合わせと婚姻届の証人サインが合わせてできる
 
直ぐに新しい戸籍はできないので、後日(2週間後くらい?)家族に取りに行ってもらえる
 
2.日本の方式で領事館で手続き (双方の戸籍全部(謄本)事項証明書、または個人(抄本)事項証明書などを日本から取りよせる必要あり)
 
これは各国の大使館、領事館のウェブサイトにも記されています。
メキシコの在レオン総領事館のURL
 
3.メキシコの方式で結婚手続きをして日本の領事館に報告(手続き
(メキシコ方式で入籍しても日本の戸籍には反映されないので、正しくはメキシコ方式で手続き後、最寄の領事館または大使館で手続きが必要になります)
 
これは2と同じく領事館にも書いてありますが、Boda Civil をやってその後、発行された 婚姻証明書 Acta de Matrimonioを和訳する必要があります。この書類の翻訳は法廷翻訳士でなくても良いようです。ただし、日本の書類は必要なので家族に頼む必要がでてきます。
戸籍謄本のイラスト
このいずれかの手続きを踏むと晴れて私たち日本人2人夫婦になったよ!となります。
次のお知らせ手続きはこれ
 
苗字が変わる人はパスポート (これからどんどん手続きがあります)
 
苗字が変わらない人はメキシコの移民局へ未婚から既婚者への変更通知手続き (これで手続き終了!)
 
フローチャートのほうがわかりやすいな?
次に続きます