突然の祖母の訃報を父から聞いたのは
お正月明け5日の夜9時前、
アロマの施術を終えた後でした。
そして、先週末から今週にかけ、
葬儀のため、十数年ぶりに父の実家
千葉県成田市に赴きました。
札幌に住む姉もかけつけ。。
まさかこんな形で家族が揃い、
親戚が揃い。。
「おばあちゃん」に会い、
お別れをしなくてはいけなくなるなんて。。
↑成田山新勝寺、浮御堂
祖母の顔を見るのは高校生以来、
その頃の私は精神的に不安定で
心療内科のリハビリに通っていました。
そんな私を心配して
何ヶ月か静岡の実家に来て、
共に暮らしてくれていました「おばあちゃん。」
随分心配をかけてしまいましたが
優しく、暖かく見守っていてくれていた祖母のお陰で
今の私がいるのだと思っています。
棺の中の祖母の顔は眠るように穏やかに微笑み、
大好きだった沢山のお花に飾られて
お嫁入りの日のように美しく、
その姿や優しい表情は
私の心に深く刻み込まれています。
家族、親族を含め、葬儀に来て下さった
多くの方達が深い悲しみにくれていました。
「おばあちゃん」がどれだけ多くの人に愛され、
多くの人を慈しみ、愛情を注いでくれていたのか
改めて気付きました。
葬儀の時、父が言っていました。
「人を慈しみ、子供に沢山の愛情を注いでくれた
おばあちゃんの生き方が、自分の理想で
そんな風に私たち(姉と私)を育ててきた。」と、
世界には、憎しみの連鎖で、殺し合いや戦争も起きていますが
愛情もまた、連鎖してゆきます。
祖母から、父へ、そして私へ。。
私も、家族、友人以外にも、
セラピストとして多くの人の「こころ」に触れ
温かさ、優しさを感じて貰えたら
とても嬉しい事です。
祖母に、
感謝と追悼を込めて。。