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6月13日 40w0d

出産予定日当日。

3日前の健診でまだまだ子宮口が閉じていたし、おしるしもおなかの張りも感じられなかったので、「予定日ちょっと過ぎるかもね。」なんてお医者様から言われていた私。


有給休暇を申請していた旦那くんは、「きっとまだ生まれないし、陣痛来たとしてもすぐ帰って来れるから」ということでお仕事に出掛けていきました。


数日前からおなかの重みで腰痛が始まったせいで、大好きだったお散歩にも行けず、その日はずっと自宅で引きこもりに。

雑誌などで気を紛らわせてはみるものの、初産なので予定日を超過することは問題ないはずなのに、「予定日なのに何の兆候もない!」と、なぜか不安になっていました。


「旦那くんが帰ってきたら今日は焼肉ジンクスにあやかって、焼肉屋さんに行こうかなぁ。それだったらきらく亭かなぁ♪当日予約でも大丈夫かなぁ。。」と、観ていらっしゃる方もいるかもしれませんが、毎日午後4時から再放送されている「相棒」をぼんやり観ながら、大好きな焼肉屋さんに行く計画をひとりで立てていました。


ドラマはどんどん展開し、事件の核心に迫り、真犯人が自供を始めた45分頃のこと。

「あれ?ちょっとおなか痛い。前駆陣痛かな?」

生理痛のような鈍い痛みが広がり、ちょっとひやっとする私。


でも今まで何回か前駆陣痛があり、すぐに痛みも収まっていたので今回も同じかなぁと、右京さんが犯人を諭すラストシーンまでなんとか観終えた17時頃。

テレビ画面は夕方のニュース番組に変わり、アナウンサーさんがニュースを読み上げているのをしばらく観ていたらおなかの痛みがどんどん強くなっていきました。


「これって本当に本当に陣痛かも!!」と携帯を取り出し、事前にインストールしていた、たまごクラブの陣痛アプリを慌てて起動。

陣痛の間隔を測ってみると、すでに10分間隔!!


旦那くんに「陣痛来たかも!!」と電話して、どんどん増してくる痛みに必死で耐える私。

もう歩くこともできず、リビングから寝室に移動したいのに動けず、ドアノブにつかまってうごめいていました。。


18時頃、旦那くんがほっかほか亭のお弁当の袋をぶら下げて帰宅。

不思議なもので、とっても痛いのにとってもおなかもすいていたので、買ってきてくれた幕の内弁当を食べる食べる。。

そして破水もしていなかったので、おふろにも入る入る。。

おふろの頃にはもう5分間隔になっていたので、シャンプー→陣痛に耐える→リンス→陣痛に耐える、のような繰り返しで、「これは前駆ではない!!」とやっと確信がもてました。。


おふろから出て、「そろそろ病院に電話してもいいんじゃないか。」ということで病院に電話。

助産師さんにつないでもらい、名前・出産予定日・症状等を一通り報告。


「陣痛の感じをみたいので、次の痛みが来たら言ってください。」となんともSなことをおっしゃるので、そのようにしたところ、

「まだまだ痛みが弱い感じがするし、前回の健診で子宮口も閉じていたし、ご自宅も近いようなので、ごはん食べたりおふろ入ったりリラックスしてまだ1時間後に電話してください。」と、まさかのまだ来ちゃダメ発言!!Σ(=°ω°=;ノ)ノ


えー!!!

こんなに痛いのに。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



もう食事も入浴も済ませていたので、ひたすらどんどん強くなる痛みに耐えて耐えて耐える1時間。。

何?陣痛ってこんな痛いの??もう限界!!これ以上強くなっちゃうの!!!???


そして1時間後に電話するものの、「まだ痛みが弱い!あと1時間!!」とまたもやお許しが出ず。。


結局3度目の正直で「何回か電話くれた○○さんですよね。じゃあそろそろ病院来ましょうか。」とやっとOKが出ました(x_x;)


この時すでに夜の9時頃。。

準備していた入院バッグをいそいそとまとめていざ病院へ。


この日は東京に久しぶりに雨が降った日で、外は本格的な雨雨雨。。

足元の悪い中旦那くんが大通りまで行ってタクシーをつかまえてくれ、私は定期的に襲ってくる痛みに何度も立ち止まりながら停車してくれているタクシーのもとへ。。

タクシーの運転手さんを待たせているし、早く進みたいのに歩けない!!こんなに近い距離にこんなに時間がかかるなんて。。


やっとタクシーに乗り込み、車内でも何度か陣痛がやってくる度に悲鳴をあげながら、何とか病院に向かいました。。




長くなってきたので今日はここまでヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ