それから・・・




たくさんの方と出会いました。


まずは、同学年の男子高校生。


おそらく受験生だと思いました。制服だったので。


めがねで、いかにも初めての地で焦ってますオーラが出てて


猫背な彼は、ずっと参考書を読んでいました。




あまりにも心細そうで、つい声をかけました。


話を聞くと、なんと石川県から盛岡に来たそうな。


寝台列車だったらしく、


地震を受けにきた訳じゃないのに!みたいな。



同世代なのもあり、いろいろ喋ることができました。


やはり話すという行為はかなり効果的で、


周りがあくせくする中、かなり冷静に見まわせたように感じます。




彼とは今後、買い出しや情報をやりとりすることで、


震災中はかなり気が楽でした。








ここでの学びは2つ。



知らない場所での被災は、


ひとりでもいいので気のあいそうな人を見つける。


なにも現地の人でなくてもいいのです。


不安ならその人と聞けばいいのです。


より話が確実になり、2人という強みが生まれます。




もうひとつ、


嫌だな、と思う人がいても認めてあげる。


人としての話です。が、とても重要。


被災地において、ストレスや論争が一番よくない。


もちろん食料は必要。


でも助け合うことは周りの空気も良くなるし、何より自分のパワーになる。


意識しなくとも前を向くことができます。


そうでなくてもやらざる得ない状態ですから。


これは普段から基本なのは皆さんが承知済みのこと。






正直、人間的にどうであるかで全て判断できることなのです。



ただ、被災地という場でいかに自分のエゴを捨てれるか。



・・・ちょっと説教じみちゃいました(´・ω・`)




しかし、18歳そこらの僕でさえ分かることです。


買い占めがどうとか節電するとかはちょっと考えれば分かること。


こんなことを政府に呼びかけられている場合ではないのです。


国民全員がちゃんと行動できることを祈ります。


じゃっ