本講義では、食品に対してバイオテクノロジーを利用する工程、つまり、バイオプロセスや様々な食品の製造工程について論じていました。
食品のバイオプロセスと聞くと、私は、衛生的に良いのかということを第一に考えてしまうのですが、発酵食品などの食品に多用されているのが事実です。発酵食品を食べることで、腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりすることが可能となっています。
バイオプロセスには、様々な工程があり、発酵以外にも、(酵素)反応、培養などがあります。
例えば、本格焼酎の製造プロセスを考えてみます。まず始めに、麹の元となる原料米をきれいに洗い、蒸します。次に、麹となるまで麹菌を育成させ、この麹に酵母を加えて発酵させます。この発酵させる作業が一次醪、その後、さらに発酵させることを二次醪と言います。そして、蒸留、熟成を経て完成となります。
この一連の流れで、麹カビにブドウ糖を食べさせることで分解させたり、酵母にエタノールを生成させたりする事がバイオプロセスとなっています。
このように、菌を繁殖させることや、発酵させる工程は発酵食品が美味しく、栄養価の高いものになるには、なくてはならない工程です。また、食品が作られる過程では、最後にある蒸留や、ろ過のような分離操作もなくてはなりません。
蒸留の前で終わっているものは日本酒であり、蒸留の際に人間にとって有害な物質が取り除かれているという効果もあるそうです。また、食品ですので、衛生面も気をつけるべきであり、食品が通る機械は洗浄、殺菌を定期的に行わなければなりません。
本講義を受けることで、上記のような製造プロセスにおけるバイオテクノロジーの役割や、生産ラインで実際に使われている分離操作方法をたくさん知ることができました。この知識を私の研究分野に応用するのは、現段階ではちょっと難しそうなのですが、これから会社を決めていく上での参考にしたいと思っています。