【ホテルからアパートメントへ】


今日のNYは朝から土砂降りの雨。引越しの日なのに最悪。
荷物はリュック(重い)、ボストンバック(超重い)と洗濯物が入っているビニール袋「大」。
クソ(失礼!)でかいスーツケースは明日運ぶことにした。


先ず不動産屋に寄って、仲介手数料(こっちは年間家賃の15%。だから結構な額)を支払ってから、その足で地下鉄でQueensへ向かうんだけど、手数料を銀行に寄って金をおろす必要があった。
そしたら、銀行なのに、「紙幣が足りないので希望額の用意ができない」なんて言うんだよ。
日本だったらあり得ない。

できるだけはATMから引き出して、後は手持ちの現金から支払うことにした。
銀行については、先日のアパート契約の時に痛い目に遭ってるから心の準備はできていたけどね。

不動産屋に仲介手数料を支払った。

不動産屋の人は「アパートまで、ついていきしょうか?」と言ってくれたけど、なんか頼りすぎだから、断った。

(これが後で大変なことに・・・)。


不動産屋から家主さんへ電話してもらった。「今から45分後ぐらいに着きます」と。
最後に、「何かあったら電話下さい」の言葉を添えて頂いた。

最後の最後まで、親切対応だった。


その後、地下鉄で迷いに迷い、結局、45分で行ける距離を2時間かかって到着。
やっぱりいざ一人になると、地下鉄全然わかんね~。
地下鉄マップとにらめっこしながらいっても、ホームに立つと「果たしてこれでいいのか?」と不安になり、
何本かやりすごし、反対側のホームに行ったり、戻ったり・・・。

あの重たい荷物を持ってだよ。
何度、不動産屋の人に電話しそうになったか・・・。


日本と違ってNYの地下鉄は、改札内でつながっておらず、行き過ぎて反対側に乗りたくても、一旦地上に出て、もう一度改札を入り直さなければならない。

これは、駅員に聞いて分かったこと。

何度か地上、地下、地上、地下を繰り返し、荷物はズブ濡れ、俺もズブ濡れ。


アパートに到着した時は、重たい荷物のせいで、全身ガクガクでした(これを書いてる今も・・・)。
大家さんに、アパートの前から電話して(これも必死だぜ)、鍵を受け取り(オートロックな上に4種類も鍵がある!しかも全部使う・・・)、部屋の入り方を教わった。
これだけでも、立て続けに英語で説明されると、
「ヤバい・・・俺、自分ん家なのに、入れないかも・・・」と思った。
部屋の中で少し話した後、「他に何か質問ないか?」と聞かれたけど、早く一人になりたかったから、「もうない」と言って、大家さんと別れた。

ここで、この日は終了といきたいところだけど、寝床の準備と腹ペコのため、最低限、この2つの準備だけはしないといけない。

部屋にベッドはあるけど、シーツ、掛け布団、枕はない。
洗濯したかったけど、今日はあきらめたよ。

買い物に出かける前に2回ぐらい自分の部屋に入るリハーサルをしてから出発。
リネン関係を売っている大きなショッピングモールに行き、よく調べてシーツ類一式を買ったけど、家のベッドの方が何倍もでかい、というオチ。
こんなのには、何もヘコまなくなった。


それよりも、店員とのやりとりで、店員が言う、ちょっとした言葉が早くて全く聞き取れない・・・。
こっちの方がヘコむ。

店を出る時、買ったものを何も梱包してもらわなかったものだから(日本の感覚で、これは家ですぐ使うから梱包しなくていいやと、あえて断った)、出入り口付近にいた店の人に「レシート見せろ」と言われた。
万引きと思われたか、確認された。


食べ物は冷凍食品でフライドチキン×3、マッシュポテト、コーン、とチョコブラウニー(←何で一緒なんだろうね)がセットになっているヤツを買った。
だって名前が良かったから。「HUNGRY-MAN」とデカデカと黄色い文字で書いてあった。
「まさしく今の俺」、と思って即買い。
でも、こんなものを、こんな量毎日食べてたら100%太る(昼間はバーガーキングにお世話になったし・・・)。
早く自炊できる体勢にもちこまないとね。


食べた後、ベッドを作って、横になったらそのまま意識を失ってた。

やっと、ホテルじゃなくて、自分の家で眠れた・・・
そして起きて、これを書いています。
マンハッタンを離れて、いよいよ完全にawayな状況になってきましたよ!

【携帯ゲット】


携帯ないのもいいかな、と思ったけど、不動産屋が俺と連絡取りづらそうな雰囲気を醸し出していたから、ゲットしに行きました。

携帯ショップは、昨日、不動産屋の人に紹介してもらった(ほんとに親切だ)。


これまた、歩くとかなり遠いんだけど、歩きました。

相変わらず、俺の目に飛び込んでくる風景は凄い・・・。

歩いているいるだけで、鳥肌が立つ。

フルボリュームで音楽聴きながら歩いた。

音楽も街も超かっけー。


【携帯ショップ到着】


男女店員2名。接客してくれたのは、男の方。
言っちゃ悪いけど、しゃべり方がめっちゃホモっぽかった(ホモを否定する訳ではなけど、一応報告)。
今日から使えると思ったら、なんと!
「システム障害のためすぐに使えない。しかも、いつ復旧するか不明。復旧次第、Eメールで連絡が来る」
・・・どうってことない。と、すぐにあきらめた。
帰りもやっぱり徒歩。遠い・・・!けど、人や街を見るのは楽しい!



【Penn Stationで買い物】


DELIで牛肉を薄いパン生地のようなものでつつんであるヤツと、サラダ、水、ビールを買ったら、レジで手持ちの現金が足りなくなった。
クレジットカードで支払おうか、水を返品しようかと迷っていたら、後ろに並んでいた人が足りないお金を、レジの人に支払ってくれた。
それに気づかず(というか、後ろの人がお金をレジの人に渡しているのは見えたけど、それは、俺がモタついているから先に自分の支払いを済ませたかと思っていた)どうしようか、戸惑っているに対し、レジの人も、後ろに並んでいた人も「Go!Go!」って行かせてくれた。

やっと状況が把握できて、その親切に対してのお礼だけは言えた。

日本だったら、まずこんなことないのにね。

日本にいた時、英会話の先生に何度も、アメリカでは、「Mistakes are OK.Don't be afraid. Don't be shy.」なんだと勇気づけられた。
今は全てのことが初めてだらけで勝手も違う。

正直、怖いし、不安。
言葉も咄嗟に出てこないし、聞き取れない。
でも、なんとかして、努力した者が報われるこの国で、「普通」に過ごせるようになってやろうと思ってる。

【朝】


母親からのメールの返信内容見て、泣いた。

2行ぐらいだったけど、心の奥底に一気に届いた。
自分が生まれて(受身:人は誰しも、自分の意思でこの世に生まれてきた訳じゃない)初めて、母親に対して「俺を産んでくれて、ありがとう」と伝えた。



【アパートメント契約】


本日一番タフだったのが、お金の準備・・・。
自分の銀行口座の引き出し金額のリミットが「一日1000$まで」なんて、知りませんでした・・・僕。

何度やっても引き出せず、頭はATM機の前で真っ白。

キャッシュカード挿入し、暗証番号入力、引き出し金額2250$と入力。ここまでは順調。
「自分なかなかやるじゃん」って感じ。
約束の12時まで後20分ぐらい。
そしたら、「引き出せません」と画面からメッセージが・・・。

焦りました。

その時、ひょっとしてリミット制限かかってる?とピンと来て、小出しに引き出そうと判断。
500$を2回出して計1000$。

手数料2$は、2回分かかっちゃったけどね。
さらに、500$を引き出そうとしたら、本日は引き出せないとの画面からのメッセージ。
何度も操作したけど、ラチがあかず、あきらめた。

手元にはまだ1000$しかない・・・。
リミットを外そうとして、泣きながらホテルへ戻った。

この時すでに、約束の時間5分前。

ネットで確認。

リミット制限変更は、3~5日かかりますとの情報を得た。
じゃあ、しょうがない、自分のリミットを知ることにした。
見事に書いてありました、「引き出しは一日1000$まで」・・・

考えました。
米ドル外貨口座から一日1000$まで、じゃあ普通口座は?
答えは、普通口座からも一日10万円まで。なんとかなりそうだ!
端数の250$は手持ちの現金を入居費にあてることにした。
約束の時間を不動産屋と取り付け直し、、再度出発。


【銀行2度目のアタック】
普通口座からの引き出し・・・為替レートの都合上、900$しか出せない!
約束の金額まであと100$足りない。

約束の時間はまた迫ってきている。
ホテルの現金全部持ってこれば良かったのに!と悔しさがこみ上げる。
その場に立ち尽くしてもしようがないので(ホテルから銀行の距離は割りとある)、とりあえず、不動産屋へ向かいました。
ハイスピード歩きながら考えたことは、クレジットカードで100$を引き出そう。
なんとか、100$だけ、引き出すことに成功。
やっとお金が揃った。


日本ではこんなことありえないけど、慣れないところではまともにお金の用意もできない。
この時点で僕は終わっていましたが、知りませんでした、そのまま家主さんのところへ行き、現金を手渡しするなんて・・・。


契約完了した帰りの電車内。

居眠り厳禁のNYの地下鉄で僕は疲れ果て、ぐっすりと眠りました。
連日の睡眠不足(眠れない)と精神力の消耗のせいで、この日は歩きながらも、目が閉じて来ていた。
不動産屋の人が、「着きましたら起こしますよ」と僕を見ててくれたので良かったです。
今回の不動産屋の女性の方は、もの凄く親切でこちら恐縮してしまうほどでした。