こんばんは、御月です。
本日はシナリオ・小説を書く上での表現、一人称、二人称、三人称のどの形式で地の文を書くかを見ます。
それぞれのメリット、デメリットを考えてみましょう。
<一人称>
主人公の主観で話が進む形態
・メリット
読者が感情移入しやすい。
勢いのある作品にしやすい。
・デメリット
主人公以外のキャラの行動、感情を直接書けない。(あくまで主人公の主観を通して、表情や言動を見て推測する程度)
<二人称>
あなたはこうでしょ?的な書き方
・メリット
ドラクエ的な、無個性表現が可能。
・デメリット
小説には向いてない。
とにかく書きにくい。
<三人称>
神の視点と言われる書き方
主人公を含め、固有名詞で表現
・メリット
一方その頃、のような他キャラ視点が可能。
淡々とした雰囲気のある作品にしやすい。
・デメリット
勢いがつけにくい
読者は感情移入しにくい
これらの差は、ひとえに『読者の視点=地の文』であるから発生するものだと私は考えます。
一人称は主人公=読者自身になるから、入り込みやすいし、入り込んだら勢いがでる。
二人称は特殊なので避けるとして、三人称は神の視点=読者の視点なので、共感とかは出来ても、自分の事のように思うまでには入り込まない。だから勢いがつきにくい。
なので、作者の好みや作品の雰囲気、勢いなどで決めるといいです。
これが絶対ではないですよ。
私はかつて、三人称のギャグ書きてましたがかなりノリノリでしたから。
主人公の性格にも左右されますね。
大人しい主人公だと、一人称でも静かになったり。
また、視点なのですから、描写も変わります。
一人称はあくまで主人公の視点。
皆さんも日々の生活で「今日の空は綺麗だなー」と思うことはあっても、常に空を観察している人は少ない。
つまり、一人称の情景描写はその程度でいいと言えます。
逆に、内面をあらわす心理描写を増やしたり、他のキャラクターの表情、仕草はしっかり書くべき。
日常、他人と関わるときに自分が見るべき点を主人公キャラクターも見るというわけです。
三人称では逆に情景描写をしっかり書きます。なぜなら神の視点だから。
上空から主人公を眺めてみた気になればわかります。
主人公、他のキャラクター、周りの物、景色すべて見えるはず。
つまり三人称は、地の文でキャラクター込みの風景を表現する、と考えていいわけです。
なので心理描写も一人称に比べて少なくても成り立ったりします。
とはいえ、やはり主人公のための物語なので、抜くことはできないわけですが。
書き方は、自分の癖もありますから、いろいろ試してはいかがでしょうか。
ちなみにゲームは一人称が圧倒的に相性いいと思います。
RPGはドラクエしかりで二人称も行けますね。
ですが、基本的にゲームはユーザー=主人公の雰囲気が強いです。なぜなら自力で操作するから。
選択肢だけだとしても。
うちが今作っているゲームも一人称です。
普段、小説を書いている時は半分半分くらいで作ってます。
どっちも好き。
そんなわけで、注意点はあれど、最終的には好みで選ぶのが良いですよーというお話でした。
ではこの辺で。
皆様が素敵な創作ライフ送れますように。