教育費がかかる状況が続いていますが、長男の高校受験が終わったことや新NISAがスタートしていることもあり、今年は資産運用に真剣に向き合いたいと思っています。


100ー年齢くらいの割合を株式に、と言われていますが、2024年1月1日時点では、預金等の円の安全資産の割合が非常に高く、株・投資信託の運用では海外の割合が少ない状況(金融資産の約25%程度)でした。


2023年末まで、リスク性資産の積み上げは以下のように進めてきました。


・日本の個別株:時価総額の大きい銘柄を中心に少数銘柄をBuy&Hold。リーマンショック以降で分散を図りながら購入。基本的には特定口座で

・投資信託:旧NISAとiDeCoを活用。S&P500と全世界株式


2024年1月以降、新NISAでS&P500の投資信託を積み立てつつ、NISAの成長枠を活用したりしながら、資産配分を見直してきました。


現状は以下のようになっています。


銀行預金(普通預金):33%

銀行預金(定期預金):11%

証券口座(マネー・リザーブ・ファンド):10%

日本株(個別銘柄):23%

投資信託(S&P500、全世界株式、TOPIX、インド):21%

iDeCo(全世界株式):2%

以上、合計:100%


投資信託では、S&P500、全世界株式、TOPIX、インドのインデックスファンドでパッシブ運用をしています。


企業の成長力が最も高い(世界経済全体の成長のメリットを受けられる)アメリカ、中国に代わる新興国として有望なインド、日経平均バブル越えで今後に期待の日本の3カ国がメインです。


全世界株式の構成要素を見ると、アメリカ63%程度、日本5%程度、インド2%程度、残り30%程度です。全世界株式の投資信託を購入しても、上記の3カ国で7割程度を占めることになります。


S&P500、全世界株式、TOPIX、インドの投資信託を組み合わせ、アメリカ50%弱、インド20%弱、日本20%弱、その他2〜3%程度のイメージで投資信託のポートフォリオを構築しました。


その結果、資産全体を内容毎に束ねてみると以下の通りです。


現金同等物(日本円):54%

株式(日本):27%

株式(海外):19%


ここ2ヶ月半で約20%程度株式(個別銘柄・投資信託含む)の割合を増やしました。株価上昇により、2024年1月1日時点の金融資産評価額を100とすると、足元は105まで増加しました。


思い切って株式(投資信託、個別銘柄、国内外含む)の割合を20%程度増やし、トータルで半分弱くらいを占めるまでになった効果が出ています。


正直なところ、今の株価は高いように感じます。地政学リスクや中国経済にも懸念はあると思います。また、アメリカ経済も本当に盤石なのか、分かりません。リーマンショック以降、コツコツと株関連のリスク性資産を増やし、その含み益(評価額に含まれています)があるので、大きめのショックがあっても吸収出来るであろうとは思っています。気分的には含み益無しでいきなりということだったら、ハードルは高かったように思います。


今後、証券口座のマネー・リザーブ・ファンドの資金や普通預金からの振替で、NISAの積立枠、成長投資枠を活用しながら、海外株式(主にアメリカ、インドにも一部)の割合を増やしていこうと考えています。積み立て中心ですが、相場急落時には、買い増しを検討出来るように心積りしておこうと思います。


尚、基本的には、長期・分散投資・Buy&Holdのスタイルで運用していきます。