会社で久しぶりにセリーナを見かけた。

相変わらず、体調が悪いのか

まだ問題を抱えているのかよく分からない表情だ。

 

 

でも私は、先日、自分が送ったメールが、自分でもウザすぎて

恥ずかしすぎてセリーナと全く目を合わせられなかった。

 

無視。

 

そしてセリーナも驚くほど、目を合わせなかった。

それがつらすぎて…

つらいのぉ。

 

 

仕事の終盤。

なんとかしなきゃ、今日は最悪の日で終わると思ってた。

 

そんな時、セリーナの近くに行った時、

一瞬こっちを向いてくれて目があった。

ゆるい笑顔で会釈した、セリーナもしてくれた。

そんな他人行基な行動でも嬉しかった。

 

そして、さらにセリーナが横を通る時、私を一瞬見た。

だから、微笑んでみた。セリーナも笑ってくれた。

 

でもね、私たちの共通点は海外生活の経験があること。

その瞬間だけ作り笑顔で挨拶することなんて容易いんだよね。

 

それでも、セリーナが帰る時、

私に「おつかれさまでした」と言ってくれた。

だから口パクで「大丈夫?」と聞いてみたら、

「うん」と頷いた。

 

はぁ…だめだ…終わりそう…

疎遠になりつつある…。

あの子の気持ちが全く読めない。

 

 

 

 

 

一方、結月花ちゃんの誕生日ディナーは

3万円コースの予約と、

ご希望で4万くらいの品物と、

あるもの。

 

正直、イタイ出費…。

 

私、終わってる…。

付き合ってない子に。。。

 

 

セリーナに今まで出費した金額はほぼ0円。

だってね、いつも割り勘だし、

誕生日プレゼントも同じくらいのものを返してくれたし。

 

ここなんだよな〜、

大きな違いは…。

 

 

不純な関係だけど、セリーナがいてくれて助かった。

破綻の結月花ちゃんに全くのめり込まなくてすむから。

どんだけセリーナの存在に助けられてるのか…

 

そんなセリーナ…

距離がどんどん離れてくよ〜〜〜〜。

 

 

あの時の「ありがとう、あおい」はサヨナラの挨拶だったのかな。