灯りまつり
夏といえば、お祭りと連想してしまうくらい私はお祭りが大好きですこれから秋にかけて、地元の自治会のお祭りから、市のイベント、地方のお祭りなどに参加するのを楽しみにしています その中でも昨年から参加している「小平グリーンロード灯りまつり」の話をいたします。これは小平市内、10箇所位の公園や広場、グリーンロードの会場に、各参加者が手作りした、灯ろう を持ち寄り、灯ろうの出来ばえや雰囲気を楽しむお祭りです 灯ろうは、市から提供される木枠を組み立てて、和紙に自分の好きな絵を書き、貼ります。ペットボトルに水を入れフローティングキャンドルを浮かべて灯をともし、灯ろうの中に入れます。 夜の公園などを、1000個以上の灯ろうで彩ると幻想的な雰囲気に包まれます (今年は、8月7日土曜日18:30~21:00) 我が家の子どもたちも参加するのですが、末娘が楽しみにしていることは 「お祭り」よりも「夜の虫たち」です 灯ろうの飾られていない木の生い茂った暗いところに入り、懐中電灯を照らし虫を探します せっかくのお祭りで、灯ろうを1つ1つ見て回りたいのですが・・・暗闇から出てきた子どもの手にはカブトムシが・・・Tシャツにはまだ羽化していないセミの幼虫が・・・ブローチをつけているかのように、とまっていて・・・木々を懐中電灯で照らすと、あちこちでセミたちの羽化が始まっていました アブラゼミって黒や茶色ですが、羽化したばかりは、透明感のある白い体で、うすい緑色の羽が徐々に伸びてきてとてもきれいです「自然の造形美に感動」し、いつの間にか私も「灯りまつり」より、虫たちに夢中になってしまいました・・・・ セミって・・・ 7年間くらい、土の中でひっそり地味に暮らし、地上に出てきて見事なまでの美しい変身を決め、その後、一週間のあいだに、日中大声で鳴き叫び続け、パートナーと出会い役目を終える一生です そんなことを思いながら羽化を見守ると、日中 大音量で鳴いてるセミたちに対して、「うるさいなぁ~」 と思えなくなり、「お疲れ様」 と思うようになった私です。 (スタッフUF)