6月なのに日没を見るのが難しい | フィレンツェ暮らしアレコレ

フィレンツェ暮らしアレコレ

フィレンツェの中心街から郊外に移り住んでマッタリのんびり?
そんな日々の生活の中で気付いたこと感じたことなど

こんにちは。

夏至が過ぎ、今日はフィレンツェの祭日、フィレンツェの守護聖人洗礼者ヨハネのの日です。フィレンツェでは恒例行事として古式サッカーの試合と夜打ち上げ花火がミケランジェロの丘から旧市街地に向けて挙げられるのですが、今年は選挙の兼ね合いとも、ツール・ド・フランスが今年何故かフィレンツェ出発でそのイベントの日が近い為ともいわれ、古式サッカーの決戦は6/15に行われました。


ドラマチックな最後まで目を離せない展開で赤のサンタマリアノヴェッラが昨年に引き続き優勝を飾りました。フィンなゲームかというと、1チーム二十七人選手の途中入れ替えは無し、負傷して退場したらチームの人数はその分減ります。ハーフタイムなしで50分間が試合時間。ゴールを放って失敗すると相手チームに1/2点入ると言うユニークなルールです。ラグビーとレスリングがフィールドで同時進行しているようなゲームです。

此方のyoutubeが今年の決勝戦ハイライトです。

 今日は昨日から続く雨で花火は無事行われるのか不安な状況です。

 宗教祭日に絡めた伝統行事を動かしたバチが当たった⁉️

なんて思ってしまう、季節外れの天候不順です。

 ヨーロッパで6月が結婚シーズンになったのは日が長くて天気が良いからと聞いたことがあり、フィレンツェも例年この時期はほとんど雨が降らず空気も乾燥していて朝からスッキリ青空で5:30頃日の出、21:00頃日の入りを見ることができるのですけれど、今年は湿度が高く、雨が降らない日でも朝夕、気温が下がる為か空が雲で覆われ、日の出日没の頃太陽は雲の向こう側でみることが出来ない日がほとんどです。

 夏至の翌日の土曜日、雲はあるものの風が強く吹いていたので、久しぶりに日没が見られるかもしれないと、ミケランジェロの丘に行ってみたのですが、その時間帯は風が止み、地平線付近は雲が出てやはり日没は見れず、せめて夕焼けでもと思ったのですが空が赤く染まる事なく暗くなっておしまいでした。




この日、21:00スタートのマラソンイベントが行われ、帰路、ランナーたちが走る姿を見ることができましたが、最高気温が20℃後半の涼しい風が吹く日だったので夕暮れ時は気温が下がり、半袖では肌寒いくらいで、わざわざ夜やらなくてもよかったのにと言う印象を受けました。例年と比べて今年の天候の異常さをさらに印象付けられました。

(ミケランジェロ広場下に設置されたマラソンイベントの給水ポイント)

6月らしい青空が恋しいそんな初夏のフィレンツェです。

はフィレンツェを拠点に、イタリア政府公認観光ガイドをしています。

 美術館案内に街歩き、ワイナリー訪問など、プライベートガイドも承っておりますので是非、下記のホームページからお気軽にお問い合わせ下さいませ。(50€/1時間で承っております)

定番のウッフィツィや大聖堂はもちろん、フィレンツェの旧市街地のエノテカ(酒屋・ワインバー)巡り、シエナやピサ、オルチャ渓谷、ワイナリー見学などへのアテンドもいたします。

 添付の私のホームページのお問い合わせから是非お気軽にご連絡くださいませ。

皆様のお問い合わせをお待ちしております。

今日も最後までご覧いただいてありがとうございました。