長女16歳、2年間のIBディプロマコースの1年目が始まった

 

まさか、IBをすることになるとは子も親も思ってもみなかった

 

彼女はオーストラリアのデイケア(保育園みたいなとこ)から始まり、日本の保育園、インドネシアの日本人学校、東京の公立小学校、アメリカの公立Middle&High Schoolを経て、現在タイのインターナショナルスクールに通っている

 

システムが変わりすぎてアイデンティティがバグりそうだが、普通の高校生に育った。良かった。

人格形成やアカデミックにおいてこの滅茶苦茶な来歴が良い方向に働くか否かは、個人の特性に負うところが大きいと感じるが、少なくとも環境の変化への耐性はできたと思う。

 

タイに来るまでは、基本的にその土地の学校に行っていたので、「インター」は今回が初めて。

 

通い始めてもうすぐ2年、子供達を眺めていて思うのは、確かに国籍はインターナショナルだけど、なんでもかんでもインターナショナルではなくて、出自で固まって行動することも多いということ。

 

日本人だけで固まるということはあまりないけれど(うちの子の学校の場合)、アジア人同士でつるんでいることが多いのは感じる。タイ人、中国人、韓国人に友達が多い。

 

欧米人の友達は、スポーツや音楽などの趣味でたまたま一緒になった子ぐらいかな。

 

これもその子によるとは思うけど、インターナショナルスクール、そんなにあらゆる国籍の人がまぜまぜ〜になるわけではないのだなと思った。

 

大人になったって、外国で住んでいれば、同じ言葉と文化を共有する人と会いたくなる。

というか、そういう大人を見ているからこそ子供も同じような行動をするのかな。