未来予想図 昔は鉄のパイプでできたスチールシャフトと言うのがあったんだ | つぶれそうなのにつぶれない店 パーディーワン

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ゴルフクラブのシャフトにはスチールとカーボンがありますよね

 

最近のドライバーでスチールシャフトを使う事はまず無いと思いますが30年ぐらい前はドライバーもスチールシャフトでした。

 

フェアウェイウッドは10年ぐらい前はスチールシャフトのクラブもあり、スチールシャフトのリシャフトもしていましたが最近はスチールシャフトのフェアウェイウッドは見かけませんよね。

 

ダイナミックゴールドのカタログに私が工房を始めた頃にはFW用のスチールシャフトがありましたが今はありません。

 

ユーティリティーになるとスチールシャフトのクラブも売っているようです。

 

アイアンやウエッジではスチールは主流ですよね。

 

では、シャフトはスチールとカーボン、どっちがいいんだろう?

 

ドライバーやフェアウェイウッドでスチールにするのかカーボンにするのか迷うことはないでしょうが、

 

アイアンでは、カーボンと言うと

 

「年寄りになってから」とか

 

「いや、俺はまだまだスチールでいけるから」とか

 

非力な人が使うイメージだったり

 

スチールシャフトの方がかっこいいみたいな

 

あと、曲がる、飛びすぎる

 

などなど、あると思います

 

では、今現在、なぜスチールシャフトがあるのかを考えてみました。

 

ゴルフというスポーツが誕生したのは大昔ですよね

 

それで、その当時の材料や製造技術でシャフトを作ろうとしたら

 

木や竹では強度が足りないので野球のバットみたいに重かったり、

 

折れるでしょうから

 

100年以上前の1914年に材料は鉄で、

 

パイプを作って、

 

スチールシャフトが誕生したのではないかと思います。

 

要するに100年以上前の当時の最先端技術で作られたのがスチールシャフトです。

 

それが現在も使われているのでしょうが、

 

ちょっとまったパー

 

頭を真っ新にして

 

例えば、ゴルフと言うスポーツが大昔ではなくて今現在令和の時代に誕生したとして

 

シャフトを開発する事になるのでしょうが

 

頭の中の過去のゴルフクラブや固定観念、ゴルフの知識をすべて消してくださいね

 

現代の材料、製造技術の中で開発者の頭に「鉄でパイプを作って・・・」なんて発想は出てこない気がします

 

もし、令和にゴルフが誕生していたら

 

果たして、

 

鉄パイプのスチールシャフトは生まれたのだろうか?

 

スチールシャフトの製造にはそれなりの規模の工場が必要ですし、

 

何本売れれば採算が取れるのか、

 

スチールシャフトメーカーが少なかったり、

 

カーボンシャフトのように新規参入が次ぎ次に出てこないのはその為だと思います。

 

ゴルフクラブだけではありません、テニスのラケットも昔は木製でしたが

 

テニスラケットも現代の材料、製造技術の中で開発者の発想に木製は出てこない気がします

 

わらじや下駄もその当時はそれしか作れなかった。

 

では、スチールとカーボン、どっちがいいの?

 

まず、飛距離はどっちが出るの?

 

答えは簡単です

 

ドライバーで考えて下さい

 

スチールシャフトのドライバーをあなたは使いますか?

 

使いませんよね

 

スチールシャフトよりカーボンシャフトの方が飛距離がでます

 

このスチールとカーボンの飛距離の差はロフトが立っているクラブほど大きな差になります。

 

ロフトが寝てくるとスチールとカーボンのキャリーの飛距離の差は少なくなります。

 

ドライバーでは飛距離の差は大きいですがSWではそれ程の差がでません。

 

キャリーの飛距離の差と言うのがポイントで、

 

スチールシャフトの場合、カーボンシャフトよりもランディングアングル(降下角度)が小さくバックスピン量が少ない傾向にあります。

 

ユーティリティーやロングミドルアイアンなどでは、

 

ヘッドスピードがそれほど速くない場合、

 

スチールシャフトでは打ち出し角が低くなって、(例えば5番アイアンなのに4番アイアンの高さで飛んでいく)

 

バックスピン量が少なく、棒球になり、

 

キャリーは減るが、ランディングアングル(降下角度)が小さくなり、ランがでて

 

トータル飛距離はカーボンシャフトより飛ぶケースがあります。

 

でも、ランの出るボールではスコアは作れませんよね。

 

ユーティリティーやアイアンにはランディングアングルが大きくランの出ないグリーンに止まるボールが求められます。

 

スチールとカーボン、どっちがランディングアングルを大きく出来てランの出ない止まるボールが打てるかと言えばカーボンだと思います。

 

ヘッドスピードが男子プロ並に速ければスチールシャフトでも止まるボールが打てるのでしょうが

 

ヘッドスピードが速くなくて遅くなればなるほどにカーボンシャフトの方がランディングアングルを大きく出来てバックスピンも増やせます。

 

そして、このバックスピン量の差もロフト角と関係があり、

 

ロフト角が寝てくるとスチールとカーボンの差は小さくなります。

 

なので今現在は、ドライバーからユーテリティーまではカーボンを使っても、アイアンとウエッジはスチールでとなっているのではと思います。

 

ここまで書くと、スチールよりカーボンをおすすめしているように見えますが

 

わらじを履いて走るのと、最新のシューズを履いて走るのとの差まではありません。

 

スチールにも良さはあります。

 

シャフトは何を選択するのかはお客様のご要望次第です。

 

 

 

スチールシャフトはドライバーでは20~30年前に淘汰されて

 

フェアウェイウッドでは10年ぐらい前に淘汰されて

 

その内に、ユーティリティーやアイアンでも見かけなくなり

 

数年後? 数十年後には、

 

昔は鉄のパイプでできたスチールシャフトと言うのがあったんだよ

 

と言う時代になっているのかもしれませんね

 

※個人的な見解ですので違うと思われたり、気分を害されるような方はスルーしてくださいね