お昼に買い物をした帰り道。
自転車を漕いでいたら前方に中年のカップル発見
手を繋いでいる。
別に珍しい光景ではない。
でも何かしら怪しい空気を醸し出している。
あおむしのマンションが近づくにつれ、
男のほうが、女をたしなめている。
それに従って手を離す女・・・・・
アッ
この人・・・・・
男のほうはなんとあおむしのフロアの並びの人??
彼らを追い抜き、自転車を停めていると、
彼らが先にエレベーターホールに着いていた。
目を合わしてはマズイだろうと、
3基あるエレベーターの真ん中を選んだ。
彼らは右を選ぶ。
先に来たのはあおむしのエレベーター。
もちろん先に降りる階に着いた。
どうしたことでしょう。
家政婦は見た!のように、無性に確認をしたくなったのです。
彼らを。
本当にこの階で降りるのか。
だってだって。
信じたくなかったのである。
並びの人だなんて。
彼の奥さんは1年前に亡くなりました。
入院される直前まで、痛々しい体を引きずって
実父の介護もされ、家事もこなし、
我が家の息子達をとても可愛がってくれました![]()
そろそろ1周忌かなぁ・・・と思っていたら、
イチャついていたダンナさんらしき人を見てしまい・・・・
確認したくなったのである。
赤の他人の何の事情も知らないあおむしがとやかく言う
筋合いなんて微塵もないのはわかっている。
ただ、
そうなんだ・・・・・・・
という、
なんともいえない感情が渦巻きます。
エレベーターを降り、ゆっくりゆっくり廊下を歩きながら
自宅のドアに着いたと同時振り返ったら、
やっぱりご主人でした。
家に入り、夫に見た光景を伝えると、
「ずっと1人でいるよりいいんじゃない?」
と。
まぁ、確かにね。
でもまだ1周忌なのに・・・・
考え方も人それぞれだし。
いつも笑顔だった奥さんの姿が浮かんだ午後でした。



」
