夫が帰ってきた。



長い箒を手にして。





あおむし「そんなんじゃ取れないって~。

      ネットで調べたら、焼き払うって書いてあったよ。」


夫「絶対無理!」






そして椅子と箒を手に勇んでベランダに向かった夫。









しっかりくっついて取れない・・・・・・







あおむし「ブラシで擦るか、コロコロでやってよ」



と、窓越しに指図する。




夫「しょうがない・・・・ライター!」






チャッカマンとマスクを手渡し、ピシャッと窓を閉め、固唾をのんで見守る。





風で火が消えないようにチリトリでカバーしながら焼き尽くす夫。




念入りに念入りに・・・・・壁が焦げるほど念入りに・・・・・・





あおむし「火事になったら困るよ!」



と、窓を開けて言い放ち窓をピシャッとしめる・・・・・





夫「ブラシ持ってきて!」







ゴシゴシゴシ・・・・・・・




チリトリをかざしながら、焼け焦げた卵と壁の塗装まで金ブラシで擦り、

駆除が完了した・・・・・・







いやぁ、きもこ悪かった・・・・




どんどん暖かくなり、虫が動き出す季節・・・・・・





夜干しも考えもんだーーーーーーっ

昨晩洗濯物を干し終えて、ふとベランダの天井を見上げると

なにやら黒いものがいる。





ある、のではなく、いる。


ぎょ、ぎょええええええっっ




デッカイ蛾!!!!!







なんとかしたくても夫は不在。




帰ってくるまで待とう、と30分ほどカーペットの上で転寝をしていたら



「風邪ひくよー」


との夫の声で目が覚めた。




急いで駆除するように頼む。





とりあえず、ライトで照らして確認する夫。






夫「うわーーーーー、なんかうにうに出てるっっ!!」






ぎええええええええええええっ!






あおむし「なんとかしてよ!!!!」


夫「な、長いもの!!!」


あおむし「ないよ、そんなものっっ」





何を思ったのか、物干し竿を持ち上げて蛾を突く夫。




二~三回ほど突いて蛾が落ちてきた。



それを外に放り投げた。





あれ・・・・黒い蛾だと思ってたら白い・・・・・

なんでだろう・・・・・




あおむし「その黒いしみはなんなの?」



夫「暗いからわかんないよ。明日の朝確認してみよう」



あおむし「ぇ!だって明日6時半に出勤すんでしょーがっっ」




大事な時に夫がいない・・・・・










そして翌朝、黒いしみを見てもよくわからない。





そして先ほど、もう一度確認した。






卵のような気がする・・・・・



急いで「蛾の卵」で検索し、画像を見る。






ひいいいいいいいいっっ






やっぱり卵じゃんっっ






仕事から帰っていた夫にも目視させた。




あおむし「なんとかして!!!!」



夫「なんか買ってくる・・・・」



と言い残し、買い物に出かけて行った・・・・






気になるのは卵の駆除方法。




どうやら、割り箸でつまみ、そのあとライターで炙るとのこと。




そんなことできる夫婦ではない。





とりあえず、産卵されたばかりの卵だからすぐに孵らないであろう。




写真でもアップしようと思ったのだが、気持ち悪過ぎる。


しかもめちゃめちゃすごい卵の数。



まじで、ヤバイ!





はぁ・・・・・・・・・・・・




何が悲しくてうちのベランダで産みつけるんだよーー、バカヤロウ!!!






早く、駆除してもらわねば日が暮れるーーーーーーっっっ


今月の終わり頃に、去年挫折した「親知らずの抜歯」をするつもりだったのに、

まだ抜く予定じゃなった別の親知らずが急に痛みだした。



ここ1週間我慢していたのだが、今日の夜中の3時に痛みで眠れなかったので

腹を決めて、歯医者に行くことにした。



前に予約を入れる際、あまりの恐怖に手が震え手に持っていた診察券を落として

慌てふためいたので、今日はしっかり正座して、電話し、予約を取ることができた。




運よく午前中に予約を入れられたので、いざ歯医者へ!






「親知らず、虫歯になり始めてるからな・・・・麻酔効けばいいけど・・・・・」



「でも、どうする?とりあえず抜いてみる?」




と言うので、「お願いします・・・」と答えた。






物凄い恐怖と戦いながら歯医者に行くことを決め、予約をとったのに、


恐怖で発狂しそうである。






つづく・・・・