久しぶりに | Percline >>Something not usual

久しぶりに

先週の日曜に久々にari1氏とセッションを行った。
ドラム2台で。

7~9月は木金休みシフトだったので、久々となる。

ari1氏のメインキットはMapax(メイペックス)のミドルモデル。
Mapexは台湾のメーカー。電化製品もそうだけど、近年の台湾の技術力は侮れない。
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タム4基の中規模なセッティング。
タム類は吹奏楽曲の際に転用できる事も考慮して購入したようだ。
ヘッドはロック向けのクリアピンストライプのセッティング。パワー重視だ。
TAMAの音に良く似てるけど、TAMAよりもアタックが強くて、音が四方へ散る印象。
計算されてない、プレーンな感じ。
キャラがなく、素朴という意味ではない。
自分としてはこれぐらいで、変に計算されてないほうが好きだが、
ヘッドによって随分印象が異なりそうではある。

シンバルはボスフォラス。
10年前は入手困難だったこのメーカーも著名なドラマー達が使い出したので、
今ではトルコ産ではポピュラーになりつつあるのかもしれない。
音は暗い中でゆっくり輝く感じ。これはマジで欲しい。
自分のイスタンブール社製のシンバルにはないキャラクター。

見る限りボスフォラスはジャズで人気のようだ。
ari1氏はこれも吹奏楽で転用できるよう、計算して買っている。
最近では特に出撃回数が多く、良いシンバルだ。
ボスフォラス使ってる吹奏楽団ってあんのか...。

スタンド、ペダルなどのハードウェア類もMapex製で統一されている。

対して、自分のNegi(ネギ)ドラム。日本製。
BD16インチの小口径キット。
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こちらはアンサンブルやジャズに焦点を絞ってセッティング。
ヘッドが柔らかく薄いせいか、暗めでジャズ向きな大人しい音。
割と雑音は少ないけど、ちょっと癖はある気がする。
ソナーやラディックのような個性ではないのは明らかだけど、
上手く言い表せない。微妙な感情を持ったドラムのよう。
まだコイツを掴みきれていない...。