昨秋の話になりますが

上司がVolvoのハイブリッドカーに買い替えました

「ちょっとエコロジーに貢献できる」

と喜んでいたのも束の間

実際に納車されて初めて出勤した日の朝

頭から湯気が出てるのが見えそうなほど

怒りながらオフィスに入ってきました

 

「駐車場にチャージングステーションが全然足りない!」

と怒りまくる上司

チャージングステーションとは、

駐車場に設置されていて

専用ケーブルで車と繋いで駐車中に充電できる

こういうやつです

確かつい最近

同じフロアにいる同僚が同じ車に買い替えていたことを思い出し

その人に駐車場のことを聞いてみたら

オフィス周辺にはチャージングステーションが少ないので、

歩いて10分ほどのところに駐車しているとおーっ!

そこも全て使用中のことも多いので、

日中オフィスにいる間に充電できないことも多い

結局エコになってない気がする

とのことでした

 

彼のアシスタントがオフィスの駐車場管理会社に

チャージングステーションを増やせないのか?

質問したそうなのですが

私達の想像以上に難しい問題なのだと判明しました

当然ながら車を充電するためには

チャージングステーションに電力供給しなければなりません

しかしながら

私達のオフィスがあるHisingenエリアに

これ以上チャージングステーションを増設できるほど

十分な電力供給は出来ないそうなのですガーン

 

Hisingenエリアには

Volvo CarsとVolvo Trucksをはじめとする

大きな工場がいくつかあり、

それら工場への電力供給が優先されているらしいです

じゃあ電力供給増やせばいいじゃないか

という単純な発想になりがちですが

供給を増やすための大規模インフラ工事が必要になり

2-3年で解決できるような話ではない

しかも

電力会社だけで決められることではなく、

ヨーテボリ市のインフラ開発計画として進めなければならない

ということらしいです

 

Volvo Trucksのお膝元ヨーテボリ市内には

Electric Busが走っています

導入された当初は、

近い将来にディーゼルバスから切り替える

と鳴り物入りで導入が始まりました

一向に路線数やバスの台数が増えていません

もしかすると、

これもまた電力供給不足が問題となっていて

思惑通りには切り替えが進んでいないのかも!?

 

アメリカや中国では、

ソーラーパネル式のチャージングステーションが

開発&試験運用されているみたいですが

日照時間の少ないスウェーデンでは、

ソーラーパネルはねぇ...

あまり活躍してくれそうには思えないですね...ガーン

 

 

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