１年ぶりに戻ったオフィス
この1年の間にレイアウトチェンジをして
個人デスクは完全に廃止され、
Activity Based Officeという
個々人のニーズにあったオフィススペースに様変わり
一人で集中したい人用の個室や
Skype ミーティングエリア
グループワークエリア
等々
自分のその日の気分や予定に応じて
好きなデスクを使ってよいことになりました
自分のオフィスなのに
右も左もよくわからずなんだか新入社員に戻ったかのよう
各自のデスクがなくなり
同じデスク・キーボード・マウス類を
そのフロアで働く不特定多数と共用で使用することになり
出勤・退勤時の新たなルーティンが加わりました
それはデスク周りを必ずクリーニングワイプで拭くこと
オフィスエリアの各所にこのようなワイプが置いてあり、
使用前・後の消毒をしっかりするよう義務付けられています
左にあるボトルは手指消毒用のアルコール
ワイプと一緒に置いてあり、
頻繁な手指消毒が奨励されています
これ以外に
使い捨てマスクも置いてあり
各自が使用してよいようになっています
（すべて会社負担）
が、今のところオフィスでマスク着用者は見たことありません
各会議室のドアにはこんなイラストが貼られています
会議室内での密を防ぐため、
×がついた椅子には座らないよう指示するものです
実際に会議へ参加した経験から言うと、
厳密に守っている人と
ゆるーく守っている人と
全然気にしてない人
どのタイプもいます（笑）
私のチームや同じフロアの同僚達は比較的意識が高く、
今のところ私は安心して仕事ができています
厳密な人と全然気にしてない人が同じ会議にいたり
近くで仕事をしている場合はどうなるのか？
言い合いするようなことはなく、
厳密に守っている人が
気にしてない人を避けて仕事をしています（笑）
そういう人は時々
「あの人、全然気にしないで近づいてくる！
つば飛ばしながら大声で話しまくり！！」
とキレてますが
それでも当事者に面と向かってはいいません
衝突が嫌いなスウェーデン人らしいです（笑）
オフィスエリアと同じように社食にも
レジ前で距離を保つための足元のラインを設置したり
各テーブルにも使用禁止のマークがあったりと
感染拡大防止の努力は見られますが
ほとんどの人は気にせず
今までどおり密着して食事をしています
密を避けている人たちは、
社食で食べずにTake Awayにして
各オフィスエリアにある休憩コーナーで食べています
（デスクでの飲食は禁止のため）
夏休み明けて仕事に戻ってきて2か月あまり
感染防止意識の高さに応じて、
奇妙な“棲み分け”が出来ているように見受けられます
オフィスでの感染が増えていると最近のニュースでもありました
棲み分けで安全を確保するだけではなく、
全員がもうちょっと危機意識をあげていかないと
スウェーデンの感染者数減には
つながっていかないんじゃないかな．．．
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