先日のonline datingつながりのネタをひとつ。

 

Swedenが男女平等主義だということは、広く知られてますよね。

ついうっかり「女性だから云々」「男性だから云々」と口に出すと、

「男女に差はない!」とピシャッと言われることがあります(99.9%女性に言われる)。

口ではそんなこと言いながら、ちゃっかり都合の良い時には女性の立場を上手く使ってるなぁ〜、

と思うことも多々あるんですけど笑

特にデート時には、ささやかな”攻防”が繰り広げられることも。

 

先日、彼とレストランで食事をした時のこと。

私達が通された席は、2人掛けテーブルのみ配置されていたため、

私達自身含め大体カップルと思われる人達が食事を楽しんでいました。

隣のテーブルには、食事を終えて会話を楽しんでる”風”の40代と思われるカップルがいました。

しばらく会話をした後、女性が化粧室へ席を外し、

その間に男性が支払いを済ませていました。

その時...スウェーデン語がわからない私にでさえ、

男性がブツブツと文句らしい言葉をつぶやいてるのに気付き...「??」と思った私。

女性が戻ってきて男性に向かって何か言い、2人でお店を後にして行きました。

2人が去ったのを確実に見届けたうちの彼が、

「あの2人、ブラインドデート(オンラインで知り合って初めてデートすること)だよ」と。

ホントは盗み聞きするようなことしちゃアカん!けど、

ふと聞こえてきた会話からそう判断したとのこと。

女性が色々男性に質問してるのに対し、男性のツレない中身のない返事が続いたことについ気になったそうな。

そして女性が化粧室に席を立つ前の会話...それは何と支払いのことについてだったと判明。

しかも、やんわり女性が男性に払わせるよう仕向ける会話の流れだったそう。

そして上手く水を差し向けた女性は、男性をテーブルに残しそそくさと化粧室へ。

ちょうど男性が支払いを済ませた頃合いを見計らって席に戻ってきた彼女。

支払いが済んだレシートをテーブルの上に確認した彼女が放った一言が、

「あら、私プレッシャーかけたかしら?」だったんだそうなガーン

そりゃ男性も返す言葉なく、無言で立ち去るしかないよね...かわいそうに。

なんちゅー可愛げのない...えー?

「ありゃ次のデートはないだろうな、間違いなく」とうちの彼がポツリ。

I totally agree with you...ドクロ 激しく同意

 

私はブラインドデートをした場合には必ず、支払いは割り勘にしましょう、と私から提案してました。

男女平等主義はそういう些細なところまで浸透してるんだと思ってたし。

私の提案通り割り勘になることもあり、男性から「いや今回は僕が」と言ってくれることもありました。

一度だけ、割り勘で支払いを済ませた後に相手の男性が、

「もし割り勘にしたことでキミに不愉快な思いをさせたとしたら、ごめんなさい。

男性におごってもらうなんてありえない、失礼な!って怒る女性もいるから...。

キミがどちらのタイプなのかわからなかったから、キミの申し出に従わせてもらったよ。

本来は、女性に払わせるようなことはしたくないんだ。

もしそれで構わなかったら、次からはそうさせてくれ」と、長々説明を受けたこともありました笑

私...( ゚д゚)ポカーン

め、め、め、メ、メ、メンドくさいねそれ、思いっきりショック

 

男女平等という女性の”たて前”を真に受けて痛い目に遭い、

逆に裏を読んでレディファーストに徹してキレられ...。

”男女平等”を上手い言い訳にした、男尊女卑ならぬ、

男卑女尊(なんて言葉あるのかわかんないけど笑)なんじゃないかと、

蚊帳の外の日本人は思うのでした汗

 

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