こんにちは。

今日は、「コンポジットレジン(CR)」という材料をご紹介したいと思います。これは、現在虫歯治療などで広く普及している、樹脂製の白い修復用素材です。

レジンポリメタクリル酸メチルと言えばわかりやすいですね。(そうでも無いか?)

歯科以外でも、アクリル樹脂としていろんなところに使われています。そこに無機質のフィラーを混ぜ込んだ材料がコンポジットレジンです。

2種類以上の材料を混ぜ合わせた複合材料なので、コンポジットなんです)


歯科医院で治療を受けたことのある方は知っているかもしれません、固める前は、粘土のような柔らかいペースト状ですが、光(可視光線)をあてると硬く固まる性質があります。この性質を利用して様々な歯の形を作って修復をおこないます。(とても強い光ですので直接見ないようにしましょう。)


この材料も、登場から半世紀以上が経過しており、性能はかなり良くなってきています。


どうしても樹脂なので削れてきたり、変色、着色が起こるのがコンポジットレジンのデメリットでした。

セラミックやジルコニアなどに比べると確かに着色しうる材料ではありますが、

昔のコンポジットレジンに比べるとはるかに良くなってきています。


この機会に口の中の健康について一緒に考えていきましょう。