引越し準備〜船便で荷物を送る〜
12月下旬渡航に向けて、9月頃から細々と引越し準備を始めました。不要になったものは、処分、リサイクル、メルカリ、ジモティと有りとあらゆる手段を使い、これを機に結構な量の断捨離をしてみましたが、やはり取っておきたいものはスーツケースだけでは収まらず、いくつかはスペインへ送ることにしました。
送る方法を色々調べた結果、大手の引越し業者はとにかくバカ高いということが判明。そもそも個人の少量の荷物の送付なんて相手にされていないのか、以下のような見積もりが・・・
〇バレンシア向け船便
2M3(Mサイズ段ボール×4箱+Lサイズ段ボール×4箱相当)
さらに他の主要な引越し業者にも問い合わせたところ『現在は、スペインへの個人の荷物発送は対応していない』とのこと。結局、郵便局の船便で送るのが一番リーズナブルで現実的であることがわかりました。
さらに色々個人ブログやYouTubeなどで調べた結果、スペインへ船便で送るのときのポイントはおそらく以下の通り。
✔️内容物は細かく正確に記載する(めんどくさいから適当に「服20着」等と記載するのは避けた方が良さそう)
✔️内容物には「Personal Use」と記載。金額は減価償却費を踏まえて、10〜20円程度でOK(元値を書いて、45ユーロを超えると、スペインでの通関に時間がかかり、関税が徴収される。但し、怪しまれてしまう「0円」にはしないこと。)
✔️内容品種別は「その他(Others)」を選択(「贈り物」などは選択しないこと!)
✔️送り主と届け先を同じ人物にしておく(あくまで引越し用の荷物送付であることを強調)
✔️スペインの送り先の電話番号は必ず繋がる番号を記載(どなたかのYouTubeで、現地に到着してから、税関のスタッフが電話をしたらその番号に繋がらなかったため、日本まで送り返されてしまったという悲しい状況が・・)
大体こんなところでした。まだ実際に荷物が現地に届いていないので、これが正解!というわけではないですが、多分これだけ最低限気をつけておいたらいいのかな、という印象です。
さてここから、実際の荷物を送る手順を紹介します。
配達の手順
1. 荷物を用意
ダンボールを用意!ここで注意したいのがそのサイズ。郵便局のサイトによると、
大きさの最大限…長さ1.05m 長さと横周の合計2m
重量…30kgまで
となっているのですが、私はこのサイズを勘違いしていました。。単純に『長さ+幅+高さ』ではないのです。正しくは、『長さ+胴回り』。以下のサイトのイメージをご参照ください(一般的には3m以内ですが、スペインは2m以内であることにも注意)。
2. 『国際郵便マイページ』に登録
2. 送り状を作成
指示に従い、入力していきます。なお、繰り返しになりますが、内容物は、詳細に記載すること!『HSコード』の記載も忘れずに。
保険は、内容物の金額が大した額にならなかったのでかけませんでした。
配達状況の連絡メールは、チェック。
最後に印刷して、送り主兼届け先のホセに署名をしてもらいました。
3. 集荷を依頼
準備ができたら、郵便局に集荷を依頼しましょう船便でもちゃんと集荷に来てくれます!しかも当日中に。便利
今回の荷物の送料は、以下の通りでした。
BOX 1(23kg)…13,100円
BOX 2(13kg)…9,100円
BOX 3(12kg)…8,700円
4. 配達状況に関するメールチェック
適宜、配達状況に関するメールが届くので、チェック!
5. 配達完了
約2〜3ヶ月で届く『はず』。10月下旬に発送したので、1〜2月には届くことでしょう。。!無事を祈りつつ、またアップデートしていきます
配達に便利なグッズ
圧縮ケース
Amazonの圧縮ケースが秀一!コートやセーターなどかさばる冬服に必須です!!
AirTag
荷物に入れるいわゆるGPS。大切な物を送る時、一緒に入れておくと、アプリで追跡できるので安心です(変なところで見つかったとしてもどうしようもできないけど・・?)。