本当に久しぶりにブログを書くのですが、
皆様のブログはちゃんと拝見していましたよー。

先日、元旅人のある人のブログで、
世界一周中のバックパッカーがマラリアでお亡くなりになったという
記事を見ました。

世界一周中のバックパッカーにとってはランキングも常に上位で
人気ブロガーだったとのこと。

http://ameblo.jp/goooooska/

約2年近く旅をし、10月には帰国間近だったという矢先、
南米のボリビアでマラリアを発症し、最後まで高山病とかんちがいして
適切な処置を受けられずになくなってしまった、ということです。

お二人はアフリカ大陸から南米大陸へ、渡ったすぐ後、のことだったそうです。

1年分かけた保険が、1年目の使用金額が多く、更新拒否されたそうで、
保険未加入、という状態だったとのこと。

あらゆるミスや悪条件が重なり最悪の結果になってしまった。
夫婦ともにお亡くなりになってしまった。

マラリアは、治らない病気ではないのに、、、、


自分自身も旅をしていただけにとてもショックな記事でした。


その後のお二人の最後の記事にはお悔やみの言葉が多く書き込まれていましたが、
中傷や暴言なども多く見られ、情報化の時代の恐ろしさを垣間見るようでした。


話はもどるものの、
コメントをみていくと、会社をやめて旅に出る人たちと、それを現実逃避ととらえる人たちの対立
構図がありました。

典型的な意見の対立だとは思うのですが、
日本人の考えかたというのは、本当にまじめで誠実で、慎重です。
これは世界のなかでも極めて特有な性格かと、思います。

私もそのたぐいに入るので、もう少し楽に考えられたらなと思うのです。
リスクマネジメントは必要ですが、先のことは誰もわからない、のが前提なのですから。

海外に住んでいて、その価値観が日本の海外進出や発展を妨げている要因にもなっているんだな、
と思うことが良くあります。

食べ物だって、技術だって、信用性だって、組織力だって世界ではずば抜けて高いのに、
慎重すぎて世界に勝負をかけるのを躊躇してしまう。。

一種のレールから外れることに慎重になりすぎてしまう、違うものに対して
ネガティブになってしまう、、、

もっともっと日本人も世界にでて、いろんなものに触れて新しい価値観に挑戦できれば、
世界の位置づけもかわるのに、、、


日本人、日本にはもったいない!!!と思えることがたーっくさんあります。
お二人に対するコメントから、日本人の姿が垣間見え、そんなことを考えてしまいました。


お二人の話にもどりますと、
お二人が将来のやりたいこともたくさんあったでしょうに、
本当に無念、だったかと思うととても残念でなりません。
いろいろな思いをかかえて旅にでた気持ちを考えると他人事ではない思いです。
心よりご冥福をお祈りします。








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バルセロナから北に一時間程。
コスタブラバの海

五月ですが、もう夏全開ですニコニコ

スペインの会社とやり取りすることほど、

大変なものは無い、とここ2年で実感している私。

仕事場では、切れそうになりながら自分をなだめ、

相手は犬だと思え!精神でがんばっています(なんじゃそら)

最近、念願のアイフォンを手に入れ、初日からがんがん使っていました。

そして5日目、、、、電源が入らない。。

いくら充電してもうんともすんとも言わなくなってしまいまして、

ボダフォンに持って行きました。


すると、保証書が無いと無料修理は出来ない!といわれ、

もらった紙をすべて持って行きましたがなんと保証書が入っていないことが判明、、、

そこでカスタマーセンターに電話することになったのです。


自分がカスタマーセンターで働いているので、スペインのカスタマーサービスの質の低さは

よーーーーく解っており、ため息が出るばかり。。

電話がないもので、電話が出来ない!!とだだをこねたら、ショップで電話をかしてくれました。

そうそう、スペインのカスタマーサービス、有料が多いんです。

自分の企業のミスであっても、客が電話料金を負担するなんて、なんか納得がいかない、、、、

まあ、スペイン人って、読めば書いてあることもすぐに電話する癖があるので

悪くはないとおもうんですが、そしたら、有料、無料のサービスわけして欲しいんですけどね。


そしてボダフォンショップからカスタマーサービスに電話することになりましたが、

まあ、ひどい。

「うちの業務ではないので、こちらに電話してください」

が3回続き、しまいには

「何でお金払って電話して(今回はしていない)、こんなにたらいまわしにされなきゃいけないのよ!!!」

と切れてしまいました。

しかも、電話を転送すらしてくれない。客は永遠に言われた番号を回し、

該当する部署にあたるまで、たらいまわしにされるのです。

最後にあたった人が、気持ちが理解できているのか、(ここで働く人間はサービスが悪くても
雇われているだけ、なので、しばらくすると感覚が麻痺して客が怒っていようが、自分たちのサービスが
悪かろうが、平然としています。そんな私も麻痺してきた一人。)

最終的に、15日以内に購入して不具合のあるものは、

新品に無料交換できる、ということになり、

送ってくれる、ということでした。

ここに来るまでに30分以上、、、永遠に電話をダイヤルし続けた私。。。


ボダフォンは仕事でやりとりがあって、最悪だな!と思い業者を変えた張本人、は私ですが、

やっぱり問題があるとこの会社は一筋縄では解決できません。

ネームバリューではなく、やっぱりそこで働く人の質、が会社として一番大事だと。

人材、金、情報。スペインは、、、、全部乏しい。。。


最近スペイン企業とのやりとりで、苦心することが多く、へこんでいたときに

この事件。。。少し効率的にしっかり仕事してくれーーーーーと

毎日心で叫んでいるのです。。疲れるーーーー


東北に住む、日本の家族とは連絡がとれました。

他の原子施設で働く兄も、無事でした。

兄の働く東海村でも4人の方が命を落とされました。

これを聞き、本当にぞっとしました。


日本への電話は控えようと思ったので、3通程度の安否確認しかしていません。



遠いスペインで私ができること、といったら募金くらい。

赤十字、フジテレビ、グルポンといろいろありますが、

海外とのつながりのある私たちができること、というのが

唯一情報の提供かな、と。

外国人の友人たちにも、募金の案内なんかも海外に住む私たちだから

出来ることをしたいと強く思います。

ネットで、みんなで呼びかけませんか?

スペイン赤十字を通して東北地震被災募金(スペイン語)

Cruz Roja Española : Ahorra 50% en Oferta nacional


フジテレビ宛地震被災募金
http://www.fujitv.co.jp/kokuchi/110313.html

グルポン日本
http://www.groupon.jp/cid/7995/

日本赤十字(開設準備中)
http://www.jrc.or.jp/

アメリカ赤十字*(英語)
https://american.redcross.org/site/Donation2?idb=0&5052.donation=form1&df_id=5052

どうか、被災者の一人でも多くが、助かりますように。
これ以上被害が大きくなりませんように。

祈ること、募金することくらいしか、私に出来ることがないのが
本当に心苦しく思います。
ついについについにーーーーアップ

日本帰国のチケット買っちゃいましたーーーー(≧▽≦)

1年半ぶりの帰国★

帰国するのは7月末なのでまだまだ時間がありますが、

格安チケットの残席数はなんと、5席。

急いでお休みを調整してチケットを購入したのでした。


行きはアエロフロート。

モスクで
14時間のトランジットがあるので

せっかくだからモスクワを探索してきたいと思います。こんなことが無い限り

モスクなんて行かないもんね。


今回の帰国はなんと、5週間。

休み大国のスペインとよき理解者同僚に恵まれ、ほーーーんとうに

幸せです。ありがたやーーー。


日々スペインの悪口いってばかりだけど、

日本にいたら、絶対5週間もお休みなんてとれないもんね。。。退職確実でしょ。



ゆーっくり親孝行してきたいと思いまっす★
海外に出ている人なら、結構わかるはず。

私は、一体何屋??

スペインで一本の仕事で生きていける人ってすごいと思う。

何かで一本で勝負できる人ってうらやましい。

つい最近までお休みしていた仕事の依頼が入り、

ついに4本仕事を同時進行することになった私。

4つとも、全く畑が違う仕事です。

でも、ひとっつひとっつ、意味はあるんですが、

どうも一つに収められず、これもこれも、、、と

中途半端に足をつっこんでいるかんが否めない今日この頃。


海外にでると、いろーーーんなことをして生計をたてている人、

私の周りには結構多いです。

一体私は何屋なんでしょう??と

思いながら生きている人、実は多いんじゃないか、と。


とりあえず、海外で自力で生きていくって、大変ってことです。

ほら、売れない芸人みたいに、なにからなにまで来るもの拒まずやれるものは

全部引き受ける!みたいな根性。

雑草のごとく生きています。
今日は、バレンタインデーですね。

日本は、上司や同僚にチョコレートをあれこれ配ったり、

お金を徴収したりと

女性の皆様は何かと忙しい日々をお過ごしだったと思います。

スペインは、というと

二人で楽しむという習慣みたいです。

うちは何もしませんでしたが、

あちこちでバレンタインメニューやホテルのオファーなどが

展開されていますが、

日本ほど騒がしいイベントではないようです。

バレンタインデーの甘苦い思い出、といえば中学生までかなあ。

小学生のときは、

手渡しするのも恥かしくて、ロッカーや机の引き出しにチョコレートを入れておいたり、

中学生のときは好きな先輩を廊下に呼び出して告白、なんてしちゃいました。

こんなかわいらしいこと、いまどきの小中学生って、するんでしょうか??

ちなみに、義理の姪っ子は、11歳にして彼氏3人目です。

ちなみに、スペイン人ね。


時は過ぎ、

こんな思い出をもつ年齢も日々、低年齢化していくんでしょうね。

ちなみに、スペインでは10歳の子、スマートフォンもってます。

日本の小学校はいかがでしょうか。
昨日、念願のインターネットテレビを導入しました!

これで、国際番組が見られるーーーー。

契約しているオレンジという携帯会社、なんと無料でインターネットテレビを導入できることが

わかり、念願の英語ニュース番組やフランス語(夫用)などを導入することが出来ました!!!

スペインのテレビははっきりいって、ニュース番組はスポーツと政治ばっかりで、

経済番組や歴史、科学系、ドキュメンタリー系がほとんどございません。


しかも、取材などにはあまり予算をかけていないようで、トーク番組や

芸能ニュース系が多いです。



興味のあったBBCは今回は無料に含まれておらず、会社でもとりあつかっておらず、

今回の導入は断念しましたが、

アルジャジーラ、ユーロニュース、CNN、ブルームバーグ等の番組が見られるので、

私の情報生活もちょっと潤ってきました!

日本を離れて初めてわかったのですが、

日本のニュースは本当にアメリカ、イギリス系に偏っているということ。

スペインに住むと、今まで全く目にもしなかった南米系やモロッコニュースなど頻繁に流れます。

スペインにとっては、韓国、中国みたいなものなのでしょう。

こちらに住んで、知らず知らずのうちに、日本はアメリカナイズされた情報社会に生きていたんだなあ、というのを

感じます。

特に欧州では、アフリカ、中東など幅広く情報を扱っているので

とても興味深い。

いかに、自分が国際情勢にうといかが住んでみて初めて実感することに。

又、日本のメディアは、英語圏を離れるとことごとく弱くなります。

言葉を知るということは文化をしること、世界を知ること、

日本語以外が自分の言語に少しずつ近づくことで、そんな変化を感じるようになった今日この頃です。



大晦日、日本ではいつも

年に一度実家に帰って、寝正月、といったところですが、

スペインの年末は、騒がしいです。

31日はどっかの友人の家でパーティー。

私方の友人と、夫方の友人のパーティー招待があるのですが、

どちらに行こうか、迷っています。

どちらかというと、自分のほうの友人を優先したいところなのですが、

バルセロナ郊外のため、行くのがぶっちゃけ億劫、、、というのがネック。

とはいえ、毎年年越しそばをたべて、

田舎の友人と除夜の鐘をならしに行っていた私にとりましては、

パーティーというのはなんとも気が乗りません。

ほんと、ばあさんやねえ、って感じですが、何か。


さて、ことしもあと3日。

今年は31日まできっちり働きます。

その後、通常通り週末休み。

カトリックの国なのでクリスマスは家族の行事。

日本人の私にとってはやっぱり年越しが家族行事です。

再来年は日本で年越し、しようかな。

私ではありません。念のため。

これは夫君の話であります。

我が夫は、昨日、有給合戦で、ある同僚に破局宣言をされました。

「あなたとの関係はもうおしまいね!ひどいわ!むかっプンプン


と、新人の女性に言われてしまったそうです。

結果的に、夫君が年末の31日の有給をとってしまったことに事は始まります。



夫君の部署は6人。

我が夫は半年前から、年末、念のため2週間の有給をとっていました。

ところが私が仕事を始めたために、長い休暇が無理そうだ、ということで

帳消ししようか決めかねていたところ、

同僚 「A君(夫)、31日はどうするの?」

夫君 「一応とるつもりで予約しているけれど、まだ決定じゃないけどたぶん働くとおもう」

と話していたそうです。

そこでこの彼女はさっそく31日の予定をたてていたみたいでした。

そこで、急に夫君は友だちに用を頼まれ、31日に有給を使って友達の手伝いをすることになったのが

わかった数日前。


そこでA君は上司に告げて、結局有給をとることにしました。

ところが!彼女にはこのことを伝えていなかったA君。彼女も、決定をA君に聞かずに

有給申請をしていたそうなのですが、

昨日、どうも様子がおかしい彼女に夫君は尋ねました。

「ねえ、最近へんだけど、なにか僕に伝えること、ある?」

「ええ、あるわ。あなた31日有給とるんですってね!

おかげで私はとれなくなったのよ!


働くっていってたのに!」


夫君
 「でもまだ最終的に決めてたわけじゃないし、僕は半年も前から有給をおさえてたんだよ。」


同僚
 「友だちの彼がなくなって、せっかく友だちに会いに行こうと思ったのに、

あなたのせいで台無しだわ!!


もうあなたとの関係もおしまいよ!!」

そういって泣き出してしまったそうです。

彼女は最近夫君の部署にやってきて、有給申請の申請順序は遅かったのです。

有給だけで、人間関係の決裂を言い渡されてしまった夫。哀れです。

彼女は部下。

しかも年始に彼女は1週間の長期休暇をとっています。

早とちりでプランたててしまった彼女。

上司がこんな経緯で有給をとったところで、討論になるなんて、日本じゃ到底考えられません。


というか、少なくとも私が前働いていた会社では、まず、ないですね。

有給とるだけで引継ぎ、お詫びしながら、、、というのが当然でしたので。

さすが、休みのために働いている国民だけあります。

恐れ入りました!

昨日、一日中決別宣言をされ、夫君は落ち込んでいました。。。

私は、さすがスペイン、

休みの恨みは怖い


と、感心していましたとさ。