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こんばんは。
今日も長野はしっかり寒いです。
というかもはや痛いです。
ちょっと寒すぎて、どうしても外に出るのが億劫になってしまい、家でDVDばっかり見ている野崎です。(できることならお布団の中で1日過ごしたいくらいです。)
 
外が寒すぎるんで、久しぶりに僕のお気に入りの映画を家でぬくぬく、DVDで観ました。
 
 
 
 
 
『アバウトタイム〜愛おしい時間について〜』っていう映画。
 
 
 
 
 
この映画本当に好きで、もう5回は観ました。盛ってないです。5回です。いや、もっとかも。
ちょっと今日はこの映画について語りたいと思います。いや、全然ちょっとじゃないです。ガッツリです。いきます。笑
 
 
ある日、某レンタルビデオ店Tで何を借りようか迷っている時、このDVDを見つけました。
全くどんな映画なのか知らなかった僕はとりあえずパッケージ裏を見ました。
するとどうやら、『タイムトラベル』ができるらしい。。。
個人的に映画はSFとか超人系のやつは苦手なので、少し抵抗がありましたが、ランキングが上位だったという、超日本人的な理由で借りてみることにしました。
(実際今回借りた時もランキング1位でした。すごい。)
 
で、どうだったかというと、この通り、どハマりしました。どのくらいハマったかというと、ドラえもんがどら焼きにハマったくらいハマりました。いや、それは言い過ぎましたね。続けます。
 
 

主人公ティムが21歳になった年、パパからタイムトラベルができることを告げられます。(このパパがまた良いの。)
 
ただ、そのタイムトラベルはパパが『そんなにドラマチックじゃない』というように全く派手なものじゃなく、暗いところで、目をつぶって、ぎゅっと手を握るという簡単なもの。
そしてタイムトラベルできるのは、過去だけ。
 
主人公ティムはこの力を使って彼女を作ろうとします。
タイムトラベルっていう誰しもが一回は憧れる力を手に入れたティムを見ながら、『いや、今タイムトラベルしろよ!』とか『今はしないほうがいいんじゃないの?』とか心の中でツッコミを入れたくなるシーンがかなり出てきます。男なら、いいなーって思う使い方とかもします。。。
 
しかし過去に戻っても実らない恋があったり、なかなかうまくはいかないんです。
 
 
主人公のティムは一見恋愛下手で弱気なイメージなんですけど、口説くときの言葉とかがまっすぐで言い回しとかも本当に素敵。(というか全体的に言い回しが素敵な映画)
ヒロインのメアリーと出会ったバーでの2人のやり取りは、本当に恋したことないですか君?って突っ込みたくなるし
連絡先を聞いた後の言葉は、その言葉いつか僕も使います!って感じの言葉でした。
 
2人の出会いから、月日を共にし結婚するまでを描く物語の前半は、思わずニヤニヤしてしまうこと間違いないです。ノーザは800ニヤニヤくらいはしました。盛ってないです。800回です。いや、もっとかも。
 
 
レイチェル・マクアダムス(可愛い)演じるメアリーはタイムトラベルの存在を知りません。
でも彼女の考え方も素敵です。
2人の結婚式はあいにくの雨なんです。そりゃもう土砂降り。
びしょ濡れのメアリーに、ティムが『結婚式が雨で後悔してる?』って聞くんです。
タイムトラベルができるティムは過去に戻って結婚式の日にちをずらせます。
しかしメアリーは『いいえ、人生と同じでいろんな天気があるわ』と答えます。
たとえ雨だったとしても、それを受け入れて『その時を精一杯楽しみ、生きるのよ』って。
 
後に、ティムが気づく大切なことに彼女は自然と気づいているんです。
 
この結婚式のシーンが映画のパッケージになっているので、やはり重要なシーンなんだと思います。
 
 
 
物語の後半はこの映画の本当に伝えたいことが描かれていきます。いろんなことが起き、タイムトラベルでは変えれない事実があることを知り、2人を取り囲む家族の大きな愛に、どんどん心が熱くなっていきます。
子供(ポージー)が生まれたのを機にタイムトラベルの出番は少なくなります。
が、ここでタイムトラベルの重要なルールが明らかになり、ティムは大きな選択に迫られることになります。
 
 
物語の終盤、パパから『幸せの秘訣』を教えてもらいます。
1、普通に1日を過ごす
2、タイムトラベルして毎日をもう1回過ごす
 
緊張や不安で気付けなかった人生の素晴らしさに2回目は気づくから、、、と。
 
 
 
それからティムは、パパの言う通り2回目の1日を過ごします。


 
なにげない店員さんとのやりとり
普通に通り過ぎてしまった場所
身近な人の笑顔、、、、など
 
ティムの行動に余裕とか気遣いが生まれ、1回目は見えなかった顔が見えたり、そこにあったのに気付けなかった幸せに気づいたり、周りの人までもが幸せになっていく感じが本当に良きです。
 
 
ティムはタイムトラベルという、“ありえない”力を通して
生きていく中で、“当たり前”のことに気づいていくんです。
それは、『今を精一杯生きる』とか『そこにある幸せに気づく』とか。
でもその当たり前に気付けている人ってもしかしたら少ないのかなって思います。
 
物語の最後、ティムは自分自身でタイムトラベルの最後の秘訣を見つけ、もう過去には戻らなくなります。
 
それは僕たちにもできる秘訣。


1.この日を楽しむために、自分は未来から来て、最後だと思って今日を生きる。
2.僕たちは一緒に人生をタイムトラベルしてる。今を精一杯生きて素晴らしい日々を噛み締める。
 
 
 
 
僕たちは、ティムのように、過去には戻れません。
でもまるでタイムトラベルをして未来から戻ってきたかのように
ティムの“2回目の”1日のように、毎日を、『今』を、この一瞬を、過ごすことはできると思います。
戻れないからこそ、『今』この一瞬をもっと大切にしよう。
そんなことを思わせてくれる映画なんです。
 
 

 
 
この映画の監督のリチャードカーティスは「今までで一番普通の映画が撮れた」と言ったそうです。
タイムトラベルができるのに“普通”の映画なんです。
本当に素敵。
 
語ってる本人だけ面白くて、周りで聞いてる人はポカーン、、、ってパターンになっちゃってると思うんで、是非見て欲しい映画です。
 
 
 
で、話は全く変わっちゃうんですけど、この映画を観てこれを思い出したんです。
 
 
 
 
↑の動画の8分20秒〜10分40秒を観てみてください。
この考え方、本当にいいです。
 
 
 
 
 
 
まさに同じだなって。
ダルビッシュ、アバウトタイム観たなって思いました。うん。
インタビュー当時まだこの映画なかったけど!笑
(タイムトラベルして戻ってきたなら観たことあってもおかしくないよね。うん。)
 
 
恐らく、誰も過去には戻れません。恐らくね。知らんけど。
でもティムのように、2回目の1日だと思って過ごしたり
ダルビッシュのように、40歳から戻ってきた自分だと思って過ごすことはできると思うんです。
 
 
 
 
僕は今シーズンで長野を離れます。
もっとやれたと思うし、悔しい思いでいっぱいです。
でも今、あの時もっとやっておけばよかったって思ってももうその時には戻れません。
このまま同じように過ごしていたら、またあの時に戻りたいって思う時が来るかもしれません。だから、今の自分はそっから戻ってきた事にします。
 
 
後悔した未来から戻ってきました!
 
 
未来の自分が戻ってきているとしたら、どんな行動をするだろうか、どんな決断をするだろうか。。。
 
 
 
 
 
アバウトタイムの監督、リチャード・カーティスがこの映画を作る時に
『タイムトラベルができたとしたら、今この一瞬に戻りたいと思った』と言ったそう。

 
 
 


 
 
長野の寒さも、いつか懐かしく、戻りたいって思う時が来るかもしれません。
外に出るのは億劫だけど、そんな寒さも悪くないなって。
そんな風に思えたら、そしたら、
人生はもっと素晴らしくなっていく。
 
 
 
 



 
はず。笑
 
 
 
 
 





 
 
未来を、今、やり直そう。
 
 
Love is all.
 
 
 
 
 


 
このブログを書く時に、リチャード・カーティス監督が『タイムトラベルができたとしたら、今この一瞬に戻りたいと思った』と言ったっていう記事を目にしてすごくいいなって思って下書きを描いたんですけど、色々調べてくうちに、どうやら違うらしくて、実際は『2回戻ってもいい?』って言ったらしい。それはそれでお茶目でいいけど!笑
でも『タイムトラベルができたとしたら、今この一瞬に戻りたいと思った』って方が素敵だったのでちょっとずるいけどそっちを採用しました。
もしこの選択が間違ってたら過去に戻って書き直します。僕は、戻れるんで。。。