オッズは人が作る幻想である…

単複枠連の時代,競馬予想を支えたのは専門紙だった
各紙には看板予想家が紙面を飾り支えていた
大川慶次郎,清水成駿,井崎脩五郎ときりが無い位の個性派が揃ってた
中には毎日ネタを上げるスポーツ紙派や
個性派揃いに引けをとらない夕刊紙派もいた

馬券の種類が少なくとも当たらないのは今も昔も変わらない
人間は欲深いものだから何かに必ず頼ろうとする

枠連主流の時代にどうしても万馬券を取りたい
窓口で換金したいと願い手をだしたのがコレ


男性紙の最後の方に広告がよく載ってた
競馬攻略出目本
まぁひどかった  今でもあるんだね?
浅草の場外近くでサクラを使ってこの手の出目本を売りつけるやからは多かった時代はバブル
だったしね
あの手この手で騙す人々も今も昔も変わらない

時代を経て,東京スポーツ等の三行広告に有料予想を載せる輩達が出始めるQ2予想だ!
自称プロ予想家さん達の時代到来で個性派の予想が世に広がる
いわゆる『サイン派』の誕生だ
高本式を源流としたありとあらゆる思想のサイン派が生まれたが,中には到底理解しがたいぶっ飛んだ講釈の人からの長文ファックスを読んだ記憶がある
中でも私が良く利用したのが今でも某サイトで有料予想を続けてるサイン派の人だ
今でも記憶に残るオグリローマンの桜花賞
万馬券を取らしてもらった時の講釈が自信に満ち溢れていた❗
それだけに自信の無い時の予想のトーンが低いとすぐに電話を切った(情報料通話料って高い)

そして,現在サイトによる元調教師,元騎手監修予想なるものが巷に溢れているけどほぼほぼ
『まゆつば』ものでインサイダー情報とかなんとか射幸心を煽り高配当を狙い自滅する
くそ予想ばかりだ

YouTubeによる素人予想とプロ予想の境界線の無い時代突入で顔出し予想家が増えた
当たる当たらないは別にして自身の声で考えを説明してる人達を見てると
昔後楽園の場外に行くと沢山いた予想屋さんを思い出して仕方ない

本来なら有料予想なんかに頼らず自身の予想で購入するのがあたり前だがそこは人間すがれるものがあればすがりたい

熱い思いを感じれない予想は参考に出来ないしましては丸のりなんて出来ない

結局の所馬券購入は自己責任なのだか
高いお金を出したからと言って丸のりするのは『危険』違和感を感じる予想は見送る勇気が必要

今年の競馬も後2ヶ月
黒字で終われる事を祈って…
天皇賞ショックから立ち直り始めた競馬バカ
懲りずにjbcで起死回生の一発を…ムリか…