今回紹介する漫画は、冒険漫画「DRAGON QUEST -ダイの大冒険」です。
名前になっているように、ドラゴンクエストを漫画にした大冒険です。
ストーリー自体は本作オリジナルであり、ゲーム作品とは違います。

ドラゴンクエストを題材にしているので、メラやホイミなど懐かしい名前の魔法や、薬草やキメラの翼など懐かしい名前の道具など出てきます。

週刊少年ジャンプの漫画なので子供向けな漫画ですが、作品の中で大人も考えさせられ重たい言葉が随所に出てきます。
「正義なき力が無力であるのと同時に力なき正義もまた無力」
「…そういう連中だ 人間とは 奴らが泣いてすがるのは 自分が苦しい時だけだ 平和に慣れればすぐさま 不平不満を言いはじめよる」
「……人間が… たまにそういうひどい事をするのなんて… 百も承知だ おまえの言う事も うそじゃないと思う …でもいいんだ! それでもおれはみんなが… …人間たちが好きだっ!!!  おれを育ててくれたこの地上の生き物すべてが 好きだっ!!!  ……もし本当におまえの言う通りなら…  地上の人々すべてがそれを望むのなら…  おれはっ… おれはっ…! …おまえを倒して…! この地上を去る…!!」

主人公ダイは人間ではなく、ドラゴン族です。魔王バーンはダイに賭けてもいいといいます。
もし私を倒しても、人間はお前を迫害すると。お前の仲間は違うかもしれないが、知らない人間は迫害する。そこでのセルフが「そういう連中だ・・」。それに対するダイの返しが「人間が・・」です。

ゲームとは違うドラゴンクエスト。ゲームのドラゴンクエストで感動する人はあまりいないと思います。でもダイの大冒険では多くの読者に感動と仲間、成長を感じさせてくれます。

人間は愚かな生き物かもしれません。最後にポップの言葉を
「あんたらみてえな雲の上の連中に比べたら おれたち人間の一生なんてどのみち一瞬だろう!!?  だからこそ結果が見えてたって もがきぬいてやる!!!  一生懸命に生き抜いてやる!!!  残りの人生が50年だって5分だって 同じ事だっ!!!  一瞬…!! だけど… 閃光のように…!!!  まぶしく燃えて生き抜いてやる!!!  それがおれたち人間の生き方だっ!!!  よっく 目に刻んどけよッ!!! このバッカヤローーッ!!!!」

今を生きましょう。 全力で今を。


今回紹介させていただく漫画は、サッカーつながりで「ファンタジスタ」を紹介させて頂きます。
ファンタジスタはイタリア語で、「閃き」や「想像性」に溢れ、誰もが予想も出来ないような芸術的なプレーで観客を魅了する選手の事です。

主人公の坂本轍平が、高校でサッカー部の監督をしている姉の琴音を頼って上京し高校サッカーの全国制覇を目指す高校生時代と、イタリアに渡り世界に羽ばたいていくイタリア時代があります。

漫画の名前と主人公のプレイスタイルがとても想像しやすい漫画です。主人公の坂本轍平は小さくて、足が速くて、テクニカルで、創造性あふれるプレーをします。
サッカー漫画も野球漫画もどんどん進化しています。昔はボールが分裂したり、コンクリートにめり込んだりとありえないプレーが多かったのですが、最近の漫画はありえないプレーの漫画はギャグ漫画になり、多くの漫画は実際のプレーを中心に、選手の気持ちや、葛藤などを争点にあてている漫画が多いです。

ファンタジスタも興醒めするようなプレーは出てきません。興醒めするようなプレーは出てきませんがワクワクするプレーは随所に出てきます。
正にファンタジスタを漫画にしています。わくわくしたい方はぜひ1度読んでみてください。

本日紹介する漫画は、私が初めて世界のサッカーを意識させられた漫画「VIVA!CALCIO」を紹介します。

主人公椎名耀がイタリアに行ってフィオレンティーナに入団し、スクデット(リーグ優勝)を目指す物語です。フィオレンティーナにはバティストゥータとルイ・コスタがいる時代です。昔の漫画ではありますが、なぜか出てくる選手はほとんど実名で出てきます。(問題はないのでしょうか)

中田英寿がイタリアに行く前に描かれた漫画です。ACミランにはバレージがいたり、パルマにはゾラがいたりとイタリアサッカーが1番面白かった時代の選手がライバルです。

当時海外サッカーの情報がほとんどなく(Jリーグが始まる前から連載)雑誌で見るしかなかった時代に、漫画とはいえ日本人選手が世界最高峰のイタリアで、世界的DFを次々に抜き去っていく姿は爽快そのものです。

キャプテン翼とは一味違うサッカー漫画、ボールがコンクリートにめり込んだり、空中で何回も動いたりすることはないですが、古き良きイタリアを感じたい方にはいい漫画だと思います。
ぜひ1度読んでみてください。