①ポーランド国内選手権
ポーランドの男子バレーボールリーグをプラスリーガ(PlusLiga)といいます。ちなみに女子は名前がちがくて、ポーランド女子バレーボールリーグです。ヨーロッパではセリエAに次ぐといわれるハイレベルのリーグ。あるいは、イタリアセリエA、プラスリーガ、ロシアのスーパーリ―グで欧州三大リーグとも。
プラスリーガというのは、ディビジョン1(Ⅰ部)のリーグで、その下に1stリーグ(ファーストリーグ)が続きます。2ndリーグもあります。3rdも。そのため昇格・降格あり。
ポーランド国内では、バレーボールは1位、2位を争う人気。大きな国際大会の開催国になることも多い(クラクフのタウロンアリーナ、ワルシャワ、カトヴィツェなど)。国内選手権自体のレベルはヨーロッパでも有数ですが、欧州チャンピオンズリーグやクラブ世界選手権などとなると、イタリア・ロシア・ブラジル勢が幾度となく立ちはだかり、前者は最高位2(レソヴィア)、後者は最高位3位(スクラ)。初めて金メダルを獲るポーランドクラブはどこでしょう
ちなみに、今年(2018年季)のクラブ世界選手権の開催地もポーランドに決定してます。
2017/18シーズンのトップ3は、
スクラ
ザクサ
グダニスク
2010年頃からザクサ、スクラ、レソヴィアが3強、そこにヤストシェンブスキやグダニスクが食い込んだり込まなかったり、という図式でしたが、ここ2シーズンくらいレソヴィアがやや不調で、スクラとザクサの双璧といった感じ。
②ルール
プラスリーガの試合は見たことないので、ルールも知らなければ。
2018/19のルールがこちら。
14チームによる、”全チームそれぞれ -マッチとリマッチを行う”という2ラウンド式。
ポーランドチャンピオンのタイトルを賭けて、メインラウンドの終わりに、ランキング1~6位のチームが参加して行う。
対決は以下のルールによってプレーされる:
メインラウンドで1・2位のチームは、直にプレーオフファイナルラウンドの準決勝に進む。一方3・6位と、4・5位のチームがペアとなり、各試合ホームを入れ替えながら2試合行う、ファイナルラウンドをプレーする。第一試合のホスト(ホーム)は、メインラウンドのランキングで高い方のチームがなる。
4・5位対決の勝者が、メインラウンドで1位に終えたチームと、準決勝1(ファーストセミファイナル)を行う。ホームを入れ替えながら、2勝マッチ(2勝した方が勝ち)をする。第一試合のホスト(ホーム)は、メインラウンドのランキングで高い方のチームがなる。
3・6位対決の勝者が、メインラウンドで2位に終えたチームと、準決勝2(セカンドセミファイナル)を行う。ホームを入れ替えながら、2勝マッチ(2勝した方が勝ち)をする。第一試合のホスト(ホーム)は、メインラウンドのランキングで高い方のチームがなる。
準決勝1の勝者と準決勝2の勝者が、3-4位決定戦と同じく3勝マッチで、1位とポーランドチャンピオンの座を賭けて戦う。
2) 7~12位決定戦
メインラウンドを終えて、7~12位のチームは、ホーム&アウェーで2勝マッチを行う。第一試合のホスト(ホーム)は、メインラウンドのランキングで高い方のチームがなる。
13~14位のチームは、ホーム&アウェーで2勝マッチを行う。第一試合のホスト(ホーム)は、メインラウンドの13位のチームがなる。この勝者は、大会ファイナルクラシフィケーション(最終順位決定戦)で13位となり、負けたチームは14位で、2019/2020シーズンは、プラスリーガでプレーする権利を得るため、1stリーグのチームとプレーオフを行う。
ルールはまだ続きますが、一旦ここまで整理。デバイスによっては、矢印がズレると思いますが
開幕
↓
メインラウンド(=レギュラーラウンド)28試合
↓
プレーオフ(順位はメインRの順位)
3位 × 6位 4位 × 5位
↙ ↘ ↙ ↘
勝 敗 勝 敗
│ │ │ ↘
│ └――――――― 5位6位決定戦
↓ ↓
準決勝2(B) 準決勝1(A)
×2位 ×1位
↙ ↘ ↙ ↘
勝 敗 勝 敗
│ │ │ ↘
│ └――――――― 3位4位決定戦
↘ ↙
決 勝
順位決定戦(プレーオフと同時進行)
7位 × 8位 9位 × 10位
↙ ↘ ↙ ↘
勝 敗 勝 敗
↓最終順位↓ ↓最終順位 ↓
7位 8位 9位 10位
11位 × 12位 13位 × 14位
↙ ↘ ↙ ↘
勝 敗 勝 敗
↓ 最終順位↓ ↓ ↓
11位 12位 13位 所定のプレーオフ
×1stリーグの1位か2位
↙ ↘
勝 敗
↓ ↓
プラスリーガ 1stリーグ
この14位になったチームが行うプレーオフというのが、いわゆる入替戦です。勝てばプラスリーガ残留or昇格、負ければ1stリーグ降格or残留。ルールがこちら。
最初の2試合のホストは、プラスリーガチーム;
第三試合と、場合によっては第四試合のホストは、1stリーグチーム;
プラスリーガチームは、第五試合のホストとなる。
●10月中旬開幕~5月初旬閉幕。メインRがだいたい3月終わり~4月頭。
●外国人枠あり。
●その他、試合のルールとして、テクニカルタイムアウトなし、第2セット後の10分休憩なし、コーチングラインなし、交替用のサインボードなし、背番号1~99、ビデオチャレンジあり、など。
主審、副審、線審2人(2017/18季)。
③その他の大会
☆ポーランドカップ
9月末に始まり、プラスリーガと同時進行で行われ、決勝は1月中旬~下旬。プラスリーガ、1stリーグ、2ndリーグの数チームが参加。
☆ポーランドスーパーカップ
☆国外では、CEV=欧州チャンピオンズリーグ、CEVカップ、チャレンジカップなど、FIVB=クラブ世界選手権など(上位チームのみ)。
④チーム
プラスリーガは14チーム。ザクサ、スクラ、レソヴィア以外の呼称は知らないので、とりあえず地名で。まずは小難しいポーランド語のチーム名を覚えることが先決(わたしは)。昨季の最終順位順。
・スクラ
・ザクサ
・グダニスク
・オルシュティン
・ヤストシェンブスキ
・レソヴィア
・ルビン
・ワルシャワ
・ザビエルチェ
・ラドム
・カトヴィツェ
・シュチェチン
・ベンジン
・ビドゴシュチュ
位置はこんな感じ☟ ベンジンの矢印逆だな。
⑤2018/19シーズンロスター(選手一覧)
2018.9現在。
S=セッター、M=ミドルブロッカー、A=アタッカー/スパイカー、L=リベロ。フルネームと出身国は骨なので、ごめんですが略 英語表記。間違いあったらごめんなさい。気になる人は自分で確認して下さいo(_ _)o
( )の中の3文字は、チームのIOCコードみたいなやつ。試合の映像って左上にスコアが出るじゃないですか。その時に使われてます。国際試合で日本を「JPN」って書くみたいな。
それと拠点/ホーム体育館、収容人数(ソースにより若干差あり)、チームホームページのリンク。
チームロゴとか体育館の写真とか見やすくなるので挿れたかったけど、無許可でできないので。なるべく追記していきます。
M: ビエニエク、Wisniewski、Sacharewicz、Kalembka
A: サムデルー、シリウカ、カチマレク、コッパ―ズ、Szymura、Jungiewicz
L :ザトルスキ、Szymura
監督: ガルディーニ
φ(・・) ポーランドベストの1つ。昨シーズンはレギュラーラウンド独走だったが、最後の最後でスクラの前に崩れた。1994年に1部昇格し、翌年には準優勝。1999年季からリーグ・カップの2冠を3年連続達成。
欧州CLの常連でもあるが、同大会最高位は3位で、イタリア・ロシア勢に打ち勝つのに1番近いポーランドクラブ。去年のCLで初めて見たけど、冷静でクールなバレーボールなイメージ。
絶対司令塔はフランスのトニウッティ。主砲・トーレスが抜けて、攻撃力に影響するか注目。私的にグッズのセンスが1番好き。かわいい。
クラブのメッセージ=”スポーツの魔法を感じるために、ケンジェジンに来る価値あり。すばらしいバレーボールケミストリーを感じられるよ!!!” ですって。いいね!
ケンジェジン-コジレ/
A zoty ホール(2,773人)
チームHP 【Zaksa Kędzierzyn-Koźle】
M: クウォス、コハノフスキ、Czarnowski
A: ヴラズヴィー、テッパン、カチッチ、エバディプール、シャルプク、Orczyk
L: Milczarek、Piechocki
監督: ピアッツァ
φ(・・) ポーランドベストの1つ。昨シーズンリーグ優勝。攻撃力の高いバレーボール。
1999年、1部昇格。2004年のリーグ優勝で、リーグ7連覇、ポーランドカップ3連覇他ゴールデンイヤーズの幕を開ける。2006年~08年季、のちのポーランド代表監督・カステラーニが就任、CLにも4年連続出場。2009年CL3位となるが、これは4月に起きたあのポーランド空軍機墜落事故(乗客は全員死亡、犠牲者の中にはポーランド大統領夫妻が…)そのためファイナルR途中で大会は中断され、その時の順位である。2009年が最も輝かしい年で、ポーランドのベスト・オーガナイズド・スポーツクラブ賞(Al DEMES Sport Business Awards Gala)受賞。またCLのグループマッチ3試合の総観客数が33,500人という記録も樹立(いまだ未破)。
その後2011年季から、自身が”スクラの支配は終わった”と語る低迷時代に突入。2015年季にカムバック。
攻撃の中心は超ベテラン(35歳)アタッカー・マリオことヴラズヴィー。2006年の世界選手権でジバ・カジースキと共にトップ3に選ばれた頃と比べると、当然年月を感じさせるが、それでもエースであることに変わりない。一時チームの方針でレシーバーになったが、クラブが5位になったこと・次季にコンテの加入もあり、アタッカーに戻ったことで、クラブ8度目のリーグタイトルに返り咲く。柳田選手とコートを挟んで対決するのが、個人的に1番楽しみな選手。いつかチームメイトになったらもっとすごい…。3シーズン所属したセルビアの絶対ミドル・リシナツが抜けるのが、どう影響するか。昨季、マルーフのゼニト移籍に次ぐ、イランのビッグ移籍となったエバディプール。スパイクにサーブに大活躍し、優勝に大きく貢献した。
チームのモットーは、”さらなるバレーボール、さらなるパッション”。ユニセフと協定を結んだヨーロッパ初のクラブで、チャリティーマッチも行っている。年に1度、ファンミーティングも。
ベルハトゥフ/
Energy ホール(2,700人)
チームHP 【 PGE Skra Bełchatów】
M: ノヴァコフスキ、Grzyb、Niemiec、Mordyl
A: ミハイロヴィッチ、ショット、ムザイ、Jakubiszak、Hebda、Sasak
L: オレンデレク、Majcherski
監督: アナスタージ
φ(・・) 2004年2ndリーグ参戦したが、クラブを持続する利益がなくなり、経済的理由で一度クラブは消滅。翌05年、GTSグダニスク、Czarnia Pruszcz グダニスクに分かれ、それぞれ2nd、3rdリーグに再挑戦し、2007年季プレーオフ負けなしで、1部昇格。リーグは最高2位。現ベルギー代表監督・アナスタージ監督が2014年就任して以来、じわじわ来てる。ザクサやスクラに比べるとまだ、要所でミスがあり、発展途上な印象。ポーランドカップでは2度優勝経験もあり。いよいよ3強の図を変えるチームとなるか。
アイコンはライオン・獅子。グダニスクは選手のことを百獣の王・ライオンに見立てている。その心は? 勇気、大志、賢智を兼ね備える。ふむ、おあとがよろしい。クラブが掲げるミッションは、”プロフェッショナルの誇りを持って、市のシンボルになること、ハイレベルの試合で、忘れられない経験や気持ちを供給すること” なるほど、ガオー。
グダニスク/
Ergo アリーナ(11,200人)
チームHP【Trefl Gdańsk】
アセッコ・レソヴィア(RZE)
M: レマンスキ、モジジョネク、デイヴィッドスミス、Dryja
A: Tロサール、Rブシェク、ミカ、スツァーツゼン、シュウツ、ヤロシュ
L: ルークペリー、Maslowski
監督: Kowal
φ(・・) ポーランドはもちろん、アメリカ、フランス、オーストラリアの代表選手が集結する。
70年代に大きな成功をしたが、しばし沈黙…2008年季に再びリーグ準優勝で返り咲きからの、2012年季、優勝で、再びメダルイヤーが8年続く。09/10、CL初出場。2016年季にも出場したが、モデナに2度敗れ、プレーオフを逃す。リーグでも3位決定戦でヤストシェンブスキにタイブレーク負け、4位となり、8年連続メダル記録がストップ。
ペリー、カヴィカショウジ、スミス、ミカなど代表新勢力が加入し、今季どこまで上がれるかに注目。
ジェシェフ/
RCSW Podproie(4,303人)
チームHP【Asseco Resovia】
Cuprum・ルビン(LUB)
M: スモリンスキ、Marcyniak、Boruch、ザヴァウスキ
A: 柳田将洋、Patucha、Biegun、Grobelny、ジオブロウスキ、Wachnik
L: Makos、Gruszcynski
監督: Fronckowiak
φ(・・) 昨年最終7位。2011年季に1部昇格。5~7位を行ったり来たり。昨シーズンまでエストニア代表エース・タハトが所属してたので、柳田選手が移籍?対角?と安易に思ってしまったが、タハト選手はイタリア(※トルコです。すみません)に移籍したので、やや残念。今季は同じエストニア代表セッター・トゥーバルが加入し、アシスタントコーチもエストニア…エストニア同様、いま”キテる”チームになるのかな?
チームの目指すのは、
・これから数年以内に認められ、リーグのメダルを賭けて戦う重要人物(チーム)になること
・チームの成長と共に、地元ファンの人気も高まるといいな
・脅威となるポーランドのバレーボールブランドとして知られること -将来的には海外でも-
・情熱、大志、献身、優しさ、継続的にチームを示すために、そのサポートを喜んですること
ルビン/
Lubinie ホール(3.714人)
チームHP【Cuprum Lubin】
Aluron・Virtu・Warta・ザビエルチェ(ZAW)
M: Swodczyk、Rejno、Gawryszewski、カニア、
A: Walinski、Zuk、マリノフスキ、Achrem、ボチェク、セメニウク
L: 古賀、Andrzejewski
監督: マークレベデウ
φ(・・) 2年目の太一郎選手がいるのはここですよ。90年代から2部、3部を行ったり来たり…経済的問題もあったり。2014年季1stリーグ昇格、2016年季プラスリーガ昇格を賭け、AZC・チェストホヴァに勝利し、プラスリーガ昇格を果たす。初のPLとなった昨季は最終9位。
監督は今季チェンジ、オーストラリア代表監督・レベデウ監督。テーマは、ジュラシックナイト(中世の騎士)、太一郎選手はジュラシックサムライと呼ばれる(ご本人は歓迎)。やっぱ海外ではサムライでござるか。
ザビエルチェ/
Sportowa ホール(1,531人)
チームHP【Aluron Virtu Warta Zawiercie】
Indykpol・AZS・オルシュティン(OLSかAZS)
M: Znidzczol、Pietraszko、Warda、Poreba
A: ハドラヴァ、Lux、アンドリンガ、カペウス、Urbanowicz、Kanczok
L: ジュレク、Zablocki
監督: サンティーリ
φ(・・) こちらも歴史の長いクラブの1つ。70年代にはメダルラッシュだった。プラスリーガになってからとなると、2008年季からだが、国内ハイエストリーグとしては、1999年季から長らくプレーしている。2003年季から5連続リーグメダル(銀2、銅3)、自身最高は昨年の4位。チームロゴは赤紫だけど、チームカラーは緑。
オルシュティン/
Urania ホール(2,400~2,500人)
チームHP【Indykpol AZS Olsztyn】
KPS・Stocznia・シュチェチン(SZC)
M: ヴァンデヴォード、Galazka、Maziarz
A: カジースキ、クレク、Nペンチェフ、ホーグ、Kluth、Wika、Firszt、Asparuchow
L: Mihulka、Nロサール
監督: Gogol
φ(・・) 2016年季、プラスリーガ初参戦。
今シーズン、カジースキ、クレク、ペンチェフ、ヴァンデヴォード、ホーグなどビッグスターが、どういうカラクリ?と思うほどこぞって移籍した、今季ポーランドで1番濃い~チーム。でも個よりチームであるチームが強い。でもでも今季いきなり優勝しちゃったら、それはそれでスポーツの世界としてはおもしろい。
シュチェチン/
Netto アリーナ(5,027人)
チームHP【KPS Stocznia Szczecin 】
ヤストシェンブスキ・ヴェンギェル(JAS)
M: Kosok、Gunia、Turski、Hain
A: Fromm、リネール、ヒダルゴ、Czyrnianski、Buki、コナルスキ
L: Popiwvzak、Rusek
監督: デジョルジ
φ(・・) 1部昇格は1997年。2012年からユースやジュニアプロジェクトも始動。CL出場経験あり。2003年季のリーグ優勝を最後に、優勝はないものの、2位、3位にはちょいちょい姿を見せている。
代表でも知られるリネールやFromm、見るからにヤンチャしてます的な外見と、ヤンチャなバレーボールのヒダルゴなど、個性豊かな選手を束ねるのは、元ポーランド代表監督・デジョルジ監督。
ヤストシェンビェ=ズドルイ/
ヤストシェンビェ=ズドルイ ホール(3.112人)
チームHP【Jastrzębski Węgiel 】
Cerrad・Czarni・ラドム(RAD)
M: Pajenk、オストロフスキ、Huber
A: ザリンスキ、フィリップ、Rybicki、ズィガロフ、Fornal、Kwasowski
L: Wasilewski、ルチャク
監督: Prygiel
φ(・・) 軽い気持ちで調べたら、おそろしく長ーーーい歴史が出てきたので、2001年までスキップします。ずっと国内ハイエストリーグでプレーしていたクラブが、常に経済的問題と隣り合わせで、当時のSkorupa監督がクラブからの給料未払いを理由に辞任、選手が急きょ監督を務めるなんて大変な出来事も。その時はメインRわずか1勝だったとか。ファーストディビジョンでプレーして18年、初の降格を味わう。
2011年季、3年以内にプラスリーガに戻ることをターゲットに置く。その願いが思わぬ形で叶う…2013年季からプラスリーガ参加チームを2チーム増やす、とポーランド連盟が決定。当時2部のBBTS・ビェルスコ-ビャワとラドムの2チームを追加し、プラスリーガへのカムバックを果たす。
こういう話を知ると、より一層がんばって欲しいと応援したくなるけど、まぁそれもなしにしても、リーグ最高6位から20年以上の時を経て、リーグメダルへ届くか注目。
ラドム/
MoSiR ホール(1,600人)
チームHP【Cerrad Czarni Radom】
ONICO・ワルシャワ(WAR)
M: Kowalczyk、ヴロナ、ヴィグラス、ノヴァコフスキ
A: クウォレク、Lukasik、Wiese、ヴァーノン-エヴァンス、ロマヌッティ、ヤニコフスキ、ラファエル
L: Jaglarski、Wojtaszek
監督: アンティガ
φ(・・) プラスリーガで最も精力的に伸びているクラブの1つ。前にはクウォス、ブシェク、バートマン、クビアクなどが所属していた時期もあり、ポーランドの才能の巣と呼ばれたとか。本当? 伝説のザグムニがスポーツディレクターとして働いている。昨年から元ポーランド代表監督・アンティガが就任。
ワルシャワ/
Torwar ホール(5,804人)
チームHP【ONICO Warsaw】
M: Krulicki、Woch、Sobala、Kohut
A: キロガ、Butryn、Pepowsk、Rousseaux、ソバンスキ、Krzysiek、Depowski
L: マリアンスキ、Ogorek
監督: Gruszka
φ(・・) 2010年季の4部リーグ参戦から、3部リーグ昇格、2013年季には2部リーグを新たに2チーム増やすという決定のため、2部昇格。からの2016年季プラスリーガ初参戦。という若めなチーム。この2年で最終10位、11位。
カトヴィツェ/
Szopiencach ホール(1,534人)
チームHP【GKS Katowice】
MKS・ベンジン(BED)
M: Ratajczak、Mコヴァウスキ、Grzechnik、Przybyla
A: Peszko、Faryna、ウィリアムズ、ラングロワ、Buchowski、Fornal
L: Potera、グレゴロヴィツ
監督: ヴァーミューレン
φ(・・) 2008年1stリーグに昇格したが、翌年に早くも2ndリーグへ降格。しかし1位になり、2010年再び1stリーグへ。チーム曰く、2011年季が最大の成功で、1stリーグ銅メダル、ポーランドカップ準々決勝進出という内訳。ふむ。2013年季、1stリーグでメインR1位、最終4位となったところで、連盟に”プラスリーガでプレーしたい!”と申し出る。そ、その答えは? ”うん、じゃ、来年からプレーしていいよ。” いや言ってみるもんだ。
…まぁ冗談じゃともかく、1stリーグでの活躍を評価されての昇格なわけですが、こちらもプラスリーガはまだまだ初心者マーク。プラスリーガでの新たな最大の成功を築くべく、奮闘中。
ベンジン/
Sosnowiec ホール(1,400人)
チームHP【MKS Będzin 】
Chemik・ビドゴシュチュ(BYD)
M: Szalacha、Marozau、Akala、Siwicki
A: リピンスキ、Gryc、Filipak、ボブロフスキ、Witek、Nコバチェヴィッチ、Lesiuk
L: Aコヴァウスキ、Wコヴァウスキ
監督: ベドナラク
ビドゴシュチュ/
Luczniczlca ホール(6,082人)
チームHP【Chemist Bydgoszcz】
どこかひいきのチームがあった方が、よりおもしろいので作るのがおすすめです。代表で知った選手の所属するチームとか、そーいうチームの対戦相手でまた気になる選手やチームなどにも広がっていくこともあるだろうし、特になければ、昨年リーグ優勝したチームを見るのがおすすめです。単純に強いチームは見ていて楽しいし、名前聞いたことある選手とかも多いし、何よりトップチームは色が濃いので、特徴が見えやすいので。そこもなければ、さ~っと平べったく見るのもいいかと…つまり何でもいいんです、バレーボールは楽しいから
⑥プラスリーガをネットで見る方法
配信に関して。
ポーランド国内ではTVやライブ配信があります。わたしはプラスリーガ見たことないので、わかりません。ポーランドの配信関連といえば思いつくのは、Polsatやipla。でも見たことないので、わかりません。また昨年みたいに、日本の情報で何らかの情報で、配信情報があればいいです。…情報が多いな。何らかの案内があればいいな。
※追記 柳田選手のサポーターズクラブから、iplaで見れますとの案内!
ゲニアルニェ! SIATKOWKA(何て読むの?)
楽しいプラスリーガライフを
Thank you for reading.