記事はこちら。分かるトコのみ。統計略。

 

全席が即時完売(水曜日からチケット入手不可、4,000人以上の観客が階段にあふれた)したチビタノーヴァは、今シーズンいまだ負けなしで、リーダーの王座を守る、スーパーリーガのレギュラーシーズン9試合目に姿を現したシル・サフェーティ・コナド・ペルージャという難攻不落の砦を降伏させた。

力を誇示した3-0(28-26、25-15、25-21)のクチーネ・ルーベ・チビタノーヴァのリーグ7勝目は、イタリアチャンピオンチームの確信とモチベーションを、確実に大きくし、これからランキングトップに合わせに行く。とはいえ、間もなく12月12~17日、ポーランドの名高い世界クラブ選手権への挑戦が待っているのだ。


試合

メデイは、アメリカのサンダー、対角にユアントレーナー、キャプテン・スタンコヴィッチ、イタリアペア・カンデラーロ-セスターを置き、自信を滲ませた。

第1セット、早くも神経と身体のバトルとなった。ベルナルディのチームから2本のエース、ホワイトカラーの選手から3本あり、前に出続け、いいブレークを取り、その後安定したアタナシエヴィッチの爆発(12-9)、ラッセルへのソコロフのブロック。
ルーベがセットを収めるかのように見えたが、ペルージャが(ルーベの)あらゆる武器をはじいた:ソコロフへのデセッコのブロックで23-23まで走り続け、デッラルンガのサーブ、ポドラシュニンのブロックのおかげでまたも、イタリアチャンピオンの2回目のセットボールが取り消された。最後は、ユアントレーナーが主役であった。

第2セットは完全に違う筋書きだった。ルーベ・チビタノーヴァは、オスマニー ユアントレーナーですぐさま(ペルージャを)まいた:キューバ人のエース、サンダーのカウンターアタックが決まり7-2、ザイツェフのミスに続き、デセッコもミス。立て直し人として世界で不動の選手・マイカ クリステンソンがブロック。クリステンソンは、見事なツーアタック(?)で15-7へ、エースをマークし17-8。またカンデラーロのすばらしいサーブで、チビタノーヴァファンからの称賛をかっさらい、21-12。25-15で終えた。

再び第3セットは互角だったが、しかし、メデイのチームが常に勝つ道を見つけた。21-18で決定的なブレークが来て、ザイツェフを狙ったユアントレーナーのエースで完成し、アンザーニの攻撃がミス、さらにスコロフのすばらしいカウンターアタックが続いた。
ペルージャ(ラッセルに代わりベルゲルIN)は、立ち上がることなく、ユアントレーナーの途切れないサーブに完全に降伏した。

試合のMVP・サンダー(ユアントレーナーと同じ13得点、アタック57%、レセプション70%-23balls、エース1)が25-21で締めくくった。

 

 

ルーベコメント。

ジャンパオロ メデイ
「最も重要なことは3ポイントであり、それを非常に強い相手から取ることだった。これは、自分たちの意義や、前の試合で見せた成長のプロセスを自覚するのに重要だ。常に進歩することができる。もっと継続していく必要がある。今シーズン、我々には強い相手がいることは分かっている。」

テイラー サンダー
「大胆さと粘り強さで得た、この美しい勝利をすごくうれしく思うよ。最初から最後までサポートしてくれたファンでいっぱいの体育館でプレーするのは、すばらしかったよ。
水曜日、僕らはワークに戻って、そこで次の試合、ヴェローナ戦のことを考え始めるよ。」

エニア グレベンニコフ
「良い日、いいバレーボールをしたと思うよ。僕らはまだ進歩できるけど、今夜の勝利はうれしいよ。今夜のペルージャは、サーブがいつもみたいに強烈じゃなかったけど、僕らは戦って、ブロック、ディフェンスですごくよかった。
くり返すけど、僕らはまた成長できるし、もっとやれる。」

 

ペルージャコメント。※コメントのみ。

コラーチ
「僕らは第1セット、いいプレーをしたけど、アドバンテージを失って、相手が決めた。それからあと2セット落としたんだ。たぶん第1セット失ってから、僕らは残りのチャンスに反応できなかった。もちろん、(勝ちたいという)望みはあったけど、例えばゲーム中、テクニカルレベルで僕らは正しくなかった。

姿勢の問題? テクニックの問題で苦しんだよ。いいことをするのに、技術的に落ち度があったと僕らは思う。それからくり返すけど、トラブルは彼らにとって好都合なんだ。

悪すぎたけど、負けが遅かれ早かれ来るのは当然。これから前を見なきゃ。勝ちからたくさん学べるけど、負けからもたくさん学ぶんだよ。大事なことは、理由を分析して理解すること。

選手権は5月に終わる。僕らのトレーニングやレースの準備のやり方を変えさせる負けでは、確実にないよ。」


ロレンツォ ベルナルディ
「我々は以前才能があったわけではないが、今日不十分でもない。とてもたくさんの、とてもハイクオリティ・ゲームをセットしている、非常に強い相手に負けた。

第1セット、リードを失って、いくつかの状況で上手くやることができなかった。第2セットは、そこに試合はなかった。我々はおそらく、前(のセット)を落として士気を失ったんだろう。第3セットは、16-18リードまで1点1点プレーして、その後ユアントレーナーとチェスターのサーブの番でつまづいた。

どんなケースでも、無敗は存在しない。我々に教えてくれる負けだよ。1位でいるのはナイスだが、簡単じゃない。ジムに戻って、十分な進歩の余白を作る。戦争(war)ではなく、戦い(battle)に敗れたんだ。

毎日進化したいと望まなければならないし、常に我々のベストゲームを際立たせることに挑戦しなければならない。機能しなかったことに取りかかるために、ゲームを分析するが、スポーツでは状況はその時その時で変わる。対処(解決)できること、様々な場面を管理できることが重要。勝ちでも負けでも。」

 

 

 

 

ペルージャ今シーズン初の1敗。でもベルナルディ監督やコラーチ選手のいうことがすべてなんだろうな。

戦争での敗北は未来永劫の敗北、戦いでの敗北はその日の敗北。いろんなトコで出てくる言葉ですね。スポーツの監督さんは哲学チック。

 

さて試合を見て改めて。

スーパーリーガとなると、今季初。昨季以来のスーパーリーガ。やっぱ雰囲気とか熱狂がすごい!! 記事の通り、立ち見があふれてますね。

 

1セット目はなかなかいい感じに進んでて、白熱したハラハラの試合!

 

…だけど、2セット目はベルナルディ監督の言葉がまさに。そこに試合はなかった。

ルーベは動き回ってるのに、ペルージャは全然動いてなくて、コートのこっち半分とあっち半分とで、時間の流れがちがうのかと思うくらい。お見合いなんかも…あっM、お見合い! ありましたね。デセッコ選手がめずらしくふんがーっ怒りてなってた。身体を浮かすほどに。あーいうゲームの流れの中のお見合いは…いかんですよね…。

 

選手・監督共に、原因は第1セットを引きずってたとのこと…そーなのか。

 

3セット目はおっ、またカムバックしたかな?って思ったけど、だんだんミスが…。ベルゲル選手など交替も功を奏する前に試合が終わっちゃったって感じ。

 

2セット目、3セット目はなんかこう、なんだろ、ルーベと戦ってるって感じがなかったな。

ルーベにやられたー!ってよりかは、ペルージャの内で自滅したというか。ルーベも100%とまでは行かずして勝った感じ。もちろん強いんだけど、ルーベの強さの前に、なす術なしっていう試合ではなかった気が。

 

たとえば、去年の欧州チャンピオンズリーグの決勝のゼニト戦なんかは、レベルの差は歴然で、ゼニトが何しても余裕で決まってるって感じで、でもペルージャはゼニト”と”戦ってたけど、今回はルーベと”対戦”してはいなかったような。戦ってる感がなくて、うーん、欧州CLはペルージャとゼニトの試合で、この日はペルージャの試合とルーベの試合。みたいな。

 

その1コはサーブ。ことごとく入らなかったですね。かたやユアントレーナー選手のエースはもうすごかった!!

 

そんな中でも、アタナシエヴィッチ&ポドラシュニンのセルビアコンビが得点を取ってたセルビア

ポドラシュニン選手は相変わらず決定率は高いし、若いけど、大きな国際舞台を経験しているペルージャの’末っ子’・アタナシエヴィッチ選手も、決めて、盛り立てて、いつものように観客をあおったりして。

 

ルーベは堅実。ミスも少なく、クリステンソン選手のクレバーなプレーも見れた星 

おっ、ソコロフ選手。シーズン最初の頃ケガしてたみたいだけど、大丈夫なのかな? ブロック高さ!!

そしてサンダー選手。この試合ではちょっとむ~んって表情が多かったから、次にはぜひいつものサンダーボルトキルを見たいですねアメリカ

 

今回は一方的な試合になったけど、やっぱりセリエAおもしろい!!

1つの負けですべてを決めるなんて馬鹿げてるよ(by.デルピエロ)。

この試合でランキングが逆転。ルーベが1位に! でも現在ルーベ26P、ペルージャ24P、モデナ23P…おもしろい!!

5月までの長いリーグ、GoSir!! スクデットが見たい金メダル

 

というてる間に、12月6日には欧州チャンピオンズリーグのグループステージが! しかも相手はまたもルーベ…おもしろい!!

 

 

 

 

 

 

 

Thank you for reading.