記事は
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アントニン ルジエ、フランスナショナルチームオポジット、また、2016FIVB ワールドリーグ ファイナル6のラストラウンドのセルビア戦で、チームのベストスコアラー、は、準決勝に進んでも、あまり喜ばなかった。

ルジエのこの感情には、正当な理由があった - 昨日ニースの街を襲った悲劇、テロでトラック運転手が84人を殺害した。

「難しい試合だったよ。まず第一に、昨日ニースで起こったこと。僕らは、この試合を戦わなければならず、そうしたけど、最低だよ。理解できないね…。
すごく難しい…僕らはプレーして、勝って、これからバレーボールのことを考えなきゃいけないんだ。この(悲劇)ことじゃなく、ただ一緒にいる。
準決勝で何が起こるかわかるだろう。でも僕は、ニースで起こったことを1日中考えている…」

試合について…

「僕らは3-2勝利のスペシャリストだ。2-0(セット)以降、何が起きたのかはわからない。たぶんこのブレーク(第2セットの後の10分間のブレーク)…この後、試合は違っていた。」




記事は7月15日。試合の前には、黙とうをして、クラクフのタウロンアリーナも、フランスのトリコロールカラーにライトアップされ、尊い命の冥福を祈った。

これはセルビア戦のことですけど、
2セット取った後で、セルビアに第3、4セット取られた試合。そうか、何が起こったのか、プレイヤーもわからなかったのか。

この試合、セルビアが勝てばポーランドが準決勝進出、という筋書きなので、観客はセルビアに声援を送っていましたね。
それにしても、海外の試合はどこも、音楽とか楽器とか、ブーイングとか、あんな中でよく集中できるなー。
日本で大会が行われる時、海外のチームが、日本はこっちが攻撃する時、静かにしてくれるからやりやすいとか笑 そうなのかー。


この試合の結果で、ポーランドの準決勝進出が消滅。
試合後、リシナッチ選手のコメントの一部で、そのことに触れていました。
こちら
「すまない、ポーランド。ホームのファンの前でプレーすることは、とてもすばらしいことだ。
でも、僕らはここへプレーするためにここに来たんだ、僕らのために、僕ら自身のために。彼らのためでも、フランスのためでもない。」












2016.7.16
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