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アルアラビ、イミアカップのタイトル再び!

長いぞ。いくぜ
走る

アルアラビ クラブはゲームを支配し、金曜日のアルジャイシュ戦を、予想を大きく裏切るストレート勝利で、名高いイミアズカップ バレーボール選手権を連覇した。

Ali Bin Hamad Al Attiyahアリーナで、大観衆はアルアラビが、21-19、25-21、25-17で勝った決勝を見た。
これは、アルアラビの主要な大会での3度目の成功であり、28回の決勝で、22度目のイミアズカップタイトルだ。

ディナモモスクワでプレーする、アルアラビのオポジット・イヴァン ザイツェフは、スパイクとサーブが非常に光り、16得点を集めた。彼は、マン オブ ザ ファイナルに選ばれ、QR10,000与えられた。

カタールオリンピック委員会の、Dr.タニ アブドゥラーマン アル クヴァリは、閉会式の議長と、賞の授与を務めた。
QVAプレジデント・ハーリド アリ アル マラウイ、QVA事務局長(?)・モハメド アリ アル モハンナディ、メインスポンサー・スリマンブラザーズのアリ ハイダーとスリマン ハイダーも務めた。
アルアラビ クラブはQR500,000、一方アルジャイシュはQR250,000。

さらにザイツェフ(#19)、ヨーンドリー リール ヒダルゴ(#9)と、ミドルプレイヤー・イブラヒム モハメド(#16)も、その存在を際立たせ、それぞれ12点と10点を上げた。
セッター・セイフェディーン アルマイド(#3)、もう1人のミドルプレイヤー・アハメド バッサムと、リベロ・モハメド アブデラーマン(#8)も印象を残した。

アルジャイシュはレセプションに苦しんだ。
ロベルランディ シモン(#13)は17点で、またもやスタープレイヤーだった。しかし今夜は、オレオル カメヨ(#7)ボヤン ドキッチ(#8)からの望んだサポートを欠いた。
カメヨはわずか6点、ドキッチは4点。オスマン アブドゥルワヒドも4点だった。

今日はこの2チームの、シーズン8試合目、2回目の決勝だった。
アルアラビは、QVAカップのグループマッチと、カタールカップの準決勝プレーオフ、両方のリーグ争いを勝ち、4-3で試合に臨んだ。

アルジャイシュは、QVAカップ ファイナルでアルアラビに勝ち、さらにカタールカップ準決勝プレーオフを、2-1でアルアラビを撃破。


<第1セット>

アルアラビ クラブは、第1セットをスタートからコントロールした。
特にレナン リベイロ、イブラヒム モハメド、アハメド バッサムのハードサーブやクレバーなネットプレー。
彼らはリードを楽しみ、明確に5点上げた(15-10)

アルアラビは、順調に試合を運ぶには十分すぎて、対戦相手は初めからずっと、プレッシャーがかかった。
セッター・セイフェディーン アルマイドの不意打ちは、セットポイントを奪っただけでなく、セットカウントをも1-0とした。
※24点目と25点目にツーアタックを決めた。


<第2セット>

アルアラビ クラブは第2セット、オールラウンドバレーボールをして、より流ちょうに、より危険に見えた。
最初に(アルジャイシュの)抵抗が少しあったが、アルアラビは再び5点差とした(19-14)

カメヨとシモンは、ラリーの火付け役となり、アルジャイシュはドローに近づいた(22-21)

このステージで、特にリベイロの2本の輝かしいスパイクが24-21に押し上げた。
シモンがスパイクをネットにかけ、アルアラビは、3-0フィニッシュの期待が高まる2-1とリードした。


<第3セット>

アルアラビは第3セット、落ち着いてじわじわと差を広げた。
4-4から、彼らはリードを広げ始め、11-8から一気に13-9とした。ヒダルゴの活躍で、早くも17-10に。

間もなくアルアラビは、すばらしき勝利への最後の仕上げをし、22度目のタイトルを決めた。


<コメント>

大喜びのザイツェフは、決勝戦の後コメントした。
「コート上での僕らは、モチベーションと気持ちがハイレベルだったから、本当にとてもいい試合だったよ。僕らにとって、本当にすばらしい(=great)な勝利だ。

僕らは、カタールカップ準決勝のリベンジを果たした。そして、僕らのサーブがキーになると、僕がマスコミに言った通りだね。まさしくそうだった。
僕らはアルジャイシュを動揺させた、たくさんのサーブ攻撃を見せたよ。
※直訳すると、「9メーターラインからの攻撃」。=エンドラインからの攻撃=サーブってことかな。と

「すべては僕らの強いサーブから始まった。これはシモンを封じる手立てとなったんだ。」
※直訳すると、「セッターが、3メートルからたくさんのボールをトスアップしたシモンを封じる~」
ザイツェフは加えた。

アルアラビ クラブ監督・ラジネフ
「神の御恵みによって、我々がベストだという事をみなさんに証明した。これは我々にとって、非常に大事なタイトルだ。
カタールカップではいくつかミスが出た。イミアズカップ決勝では修正したんだ。
再び(タイトルを)勝ち取って、本当に本当に誇りに思うよ。

アルジャイシュとは、もっと厳しい試合になると予想していた。でも、我々はコートでファンタスティックだったし、ストレート勝利を収めた。」

リベイロは、
「前よりチームは落ち着いていた。チームはハイレベルなバレーボールをした、それだけさ。
僕らはすごく攻めた。また、選手層が厚いことも見せつけたね。

カタールカップ準決勝の負けは、受け入れ難いものだったよ。でも、アルジャイシュに借りを返して、カタールの1番大きい大会の決勝を勝ち取ったんだ。」と加えた。

アルアラビのミドルプレイヤー・イブラヒムもまた、勝利で喜びふるえた。
「僕らはハイレベルを誇示した。最初に彼らを抑え、巻き返しのチャンスを与えなかった。
それこそ僕らのバレーだよ。」

アルジャイシュ監督・ズハイル ベルハジは言った。
「アルアラビは、よくプレーした、勝利に値するよ。私たちは応戦し、ライバルに抵抗した。
悲しいことに、今日私たちは勝つことができなかった。

私たちは、体力的に負けていると感じていた。もしアルアラビが、決勝でいいプレーをしたなら、(それを)跳ね返すことはできないだろうと、私たちは知っていた。
私は、私のチームのパフォーマンスを喜ばしく思うよ。

そうだね、確かに、シーズンの成績には満足しているー 私たちは3回の決勝の中で、大きな特徴となったし、その1つの勝者として(私たちは)現れたー シーズン開幕のQVAカップでね。」
アルジャイシュの良き指導者は言った。


<結果>
イミアズカップ バレーボール ファイナル

○アルアラビ クラブ - ●アルジャイシュ
25-19、25-21、25-17 1時間14分


<チーム>

アルアラビ : ジュマ ファラジ、セイフェディーン アルマイド、
          レナ ン リベイロ、アムロ ヒシャム、モハメド 
          アブデラーマン(L)、アーメド バッサム、
          ティアゴ  オリベイラ、イブラヒム モハメド、ジョージ 
          ゴンザレス ガルシア、ヨーンドリー リール 
          ヒダルゴ(プロ)、イヴァン ザイツェフ(プロ)

監督 : Maaouia ラジネフ
チームマネージャー : アブドゥラ ジャシム アル クヴァリ

アルジャイシュ : マルコ ステヴァノヴィッチ(L)、アドナン、
                          モハメド アンバル、イミア マカス、ムバラク 
            アブドゥラーマン、オレオル カメヨ(プロ)、
                          ボヤン ドキッチ、ミロス ステヴァノヴィッチ、
                          イリヤ イヴォヴィッチ、ユセフ アグラフ、ロベルランディ
            シモン(プロ)、モハッメド アブワトゥファ、
            パペマグッテ デアヌ

監督 : ズハイル ベルハジ
チームマネージャー : クハリド アル カービ


動画テレビ
Final Emir CUP Al Arabi - El Jaish Volleyball part1 (13-0516)
Final Emir CUP Al Arabi - El Jaish Volleyball part2 (13-0516)



記事の最初、25点のはずが21に、第2セット、「リベイロのスパイクが…」とある所は、試合の映像を見る限り、ザイツェフかと思いました。

第3セットの17-10以降の文、なんか急にまとめに入った感が。
シモンやザイツェフのサービスエースがあり、ラスト決勝点は、セッター・アルマイドのツーでした。

アルジャイシュのセンターとサイドが同時に飛ぶ攻撃は、最初、えっ??
Mってちょっとびっくりした。何だ、いまのって。
シモン選手を筆頭に、アルジャイシュもアルアラビもブロックがすごかった!
本数というよかは、ビシャッとシャットして、真下にズガンと落ちるブロック。盛り上がりますねー。

シモン選手とザイツェフ選手は、すごいスタープレイヤーみたいですね。みたいっていうか、すごい選手なんだけど、実況の人が「サイモン、サイモン(=シモン)、ザイツェフ、ザイツェフ」で言いっぱなしだった。
…実況の方、しゃべりづめですごい…。名前以外、言語が理解できないけど、息つぎ、どこでしているんだろ…。
TBSの土井アナみたいだった。

カタールって国内でのバレーボールは、どんな立ち位置なんでしょうーね。決勝戦でも(失礼だけど)、空席がちらほら。
イスラムの男性のあの衣装かっこいいネ、それで。なんていうんだっけ。調べてみよ。
…調べてみた!トーブですって。なるほどー(。・д・。)



一概には言えないですけど、勝ちに絶対的な要素の一部は、サーブと気持ち。なのかなって、思った。

今のバレーボールは、サーブ!と言われているし、こういう試合後のコメントを聞くと、サーブサーブって出てくる…。
日本はVリーグとかでは、そこまでサーブでいくぜ!ってチームは多くないけど、海外の試合を見ていると、
サーブってかなり、こう…なんだろ、大事だなーと…。Vリーグでももちろん大事だけど、海外は特に。
だからこそ表裏一体で、レセプションも同じくらい大事なんですね。

そして気持ち。
ベルハジ監督の「相手が良ければ、負けると分かっていた」的なコメント。これでは勝てるはずはない。
…はずはないけど、弱気なコメントして、もう!って思うよりも、そう思わせるアルアラビの強さの方がすごい。

このコメント読む前に試合を見ても、決勝とは思えない様な力の差。レギュラーラウンドみたいな。
何の大会でもそうですけど、決勝戦はやっぱり格が違っているというか、フルセットや接戦が当たり前な感じで、なので、これは決勝戦を見ている気がしなかった…。

あと、男子には珍しいくらい、ラリーがけっこう続いていて、そこはおもしろかった。
ラリーが続く=強いチームじゃないんですね。ラリーの応酬=力が拮抗している。じゃないんですね。
ラリーを最後ものにする=強いチームなんですね。
最後の1点を取れるか取れないか。そこなんだなー、きっと…うーん…なんか改めてまた、バレーのおもしろさを発掘できた
♪

ラリーね~…('-` )
10数年バレーを見てきて、今一度、というかむしろ新たにぐらいに知れた。いい試合見られたな。

ちょっと話戻って、強さを見せつけて、戦わずして勝負がついたみたいな。戦う前から戦意をそぎ取ってしまうチームって…すごいよね…。
歴史好きからすれば、戦国時代を思い出すなー。孔子とか諸葛孔明とかも。
かの織田信長と一度も刀を交えなかった武田信玄。信長が絶対勝てないと思っていたから、へりくだって信玄の前ではイイ子ちゃんでいたのです。
そして信玄亡き後、武田家ゆかりの者、女子供、市民から僧まで、1人残らず惨殺して、武田の血を根こそぎ消し去ったのです。

論点は武田勝頼が武田家を滅亡さした、という点ではないのです。
信長ほどの男を、それほどまでに恐れさした信玄。
例えば信玄が刀を持っていようが、爪楊枝を持っていようが、信長は恐れた。
同じ”武器”を持っている武将が何人いようが、信長は信玄だけを恐れた。


…話がずれまくってしまったわ
(・∀・)イケナイ、イケナイ

サーブと気持ち。
この2つを再三口にする選手がいる。(何でもかんでもこじつけているみたいで、ごめんなさいなんですが
汗)えーと…や…柳田選手です…。

サーブと勝負強さ、という最大の武器。今はまだ”武器”だけど、それが相手にとっての”恐れ”に変わるその時まで、リアルタイムで応援し続けたいな。
いつだろう、その時は。必ず来るから。





Thank you for reading.