蘇える金狼 4K デジタル修復 Ultra HD Blu-ray | 愛のために生きりゃイイじゃん♪

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2022年末にリリースされた松田優作主演『蘇える金狼 』4K デジタル修復 Ultra HD Blu-ray



4K UHDとBlu-ray、それに特典Blu-rayのディスク3枚に加えて写真集まで同梱した豪華仕様。
内容が伴っているので価格のことはいい!…とか思いつつ、当方4K Ultra HDを再生できる環境になく。
4K Ultra HD用にブラッシュアップされた映像をベースに落とし込んだBlu-ray盤を視聴するのみ。

2014年に4K Scanning Blu-rayがリリースされたときは既発のBlu-ray盤よりも画質が鮮明(特に暗いシーン)になっていて、当時えらく感激したものだけど。
さらなる感激が待っているのか、どうなのか。
ちょっと様子を伺っていたところ、Amazonが半額近くにまで価格を下げてくれていたのでゲット。

さて結果は…
今回のマスターは彩度とコントラストがさらに加わって、画質は以前よりも滑らかな印象。

どちらが観やすいかはまた別の議論になるのかもしれないけど、明らかな違いは感じられたし、4K デジタル修復の真骨頂Ultra HD Blu-rayと4K対応のTVで鑑賞すると、どんな映像体験になるのかもますます興味津々。

ですが、その映像体験ができないので、あくまでも同梱のBlu-ray盤と4K非対応のTVで再生した際の主観に過ぎません。

今回の4K Ultra HD ver.は色彩コントラストがやや強め。カラーのメリハリは出てるけど、所謂“今、塗りました”的な濃いめのカラーリングで、比較すると4K Scanning Blu-rayの方がナチュラルで観易い印象を持ちました。

よって、僕みたいな4K対応していない階級の人間にとっては、4K Scanning盤は未だそのポテンシャルを失っていないと、個人的には思えるのです。
でもね。画質についてはもはや人それぞれ。そして僕の感想も、思い入れ補正がかかってるかもしれない。笑

それにしたって優作さんの名言目白押しの作品の中にあって、成田三樹夫氏の“金子がねぇ〜っ!!”は無双。天才過ぎる。